私権原理から共認原理への大転換
298552 アーリーリタイアの話をする人の矛盾
 
文太 ( 25 建築設計 ) 14/11/28 AM09 【印刷用へ
働く目的ってなんでしょう?

金を稼ぐこと?
改めて考えてみる必要がありそうです。

リンク


--------------------------------

アーリーリタイアの話をする人がいる。数もそれなりにいる。

アーリーリタイアとは、若いうちに大きくお金を稼いで、30代、40代で引退してしまおう、という行為だ。ある人達の中では、それが夢であるらしい。



私 「アーリーリタイアしたいんだって?」

彼 「そう、お金を若いうちに稼いで、40代位で仕事をやめて、優雅に暮らしたいんだ」

私 「へえ、沢山稼がなきゃだね。」

彼 「だから、今頑張って働いてる。」

私 「なるぼど、40代でリタイアしたら、働かないの?」

彼 「働くけど、好きなことだけしようと。」

私 「好きなことって、何するの?」

彼 「ボランティアとか、ベンチャーに出資したりとか。不動産投資とか。」

私 「へえ、それが好きなことなんだ。」

彼 「まあね」

私 「別に今でも出来るんじゃないの?ボランティアとか特に。」

彼 「ボランティアじゃお金もうからないじゃない」

私 「そうだね。じゃあボランティアとか沢山やるんだ。」

彼 「どうかな、のんびり暮らしたいんで。適度に。」

私 「ベンチャーに出資とか、のんびりやってできるの?結構大変そうに見えるけど」

彼 「真面目にやらなくちゃダメだろうな。多分そんな甘くない。」

私 「ふーん、仕事みたいだね。」

彼 「生活のためにやっているわけじゃないから、仕事じゃない。趣味みたいなもんだ。別に失ってもいい範囲でやるし。それよりお前はどうなんだよ、アーリーリタイアとか、したくないのか?」

私 「いや、自分はずっと働きたいし。できれば死ぬまで。」

彼 「ふーん、変わり者だな。」

私 「働かないと、人生ヒマじゃない?」

彼 「ヒマなのが理想なんだよ」

私 「うーむ。」

 
私は「アーリーリタイアをしたい」という人々の気持ちが実はよくわからない。話を聞いてみるのだが、よくわからないことだらけである。

多分こういった人たちと話をしても、ずっと平行線なんだろうな、と思った次第。




追記 そういえば、これ書いてて2chのコピペ思い出した。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、

「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、
きみにアドバイスしよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
それであまった魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。
やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、
ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、
子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」


・・・・・・・・・・・・・・・
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_298552
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp