新資源・新エネルギーの開発は?
298032 太陽光発電が「エコな電力発電」は嘘だった。
 
猪 飼野 ( 50歳代 東京 営業 ) 14/11/17 PM11 【印刷用へ
原発は、廃棄方法を含めずに「電力の製造コストが安い」と偽って普及させた。
太陽光も、製造時点での公害撒き散らしや、製造時のエネルギー消費を無視して、「太陽光による地球に優しい、エコのエネルギー製造」というイメージを振りまいて普及させている。さらには、潰れた後の廃棄物となった場合の処理方法も確定していない。

一面的な事象だけを発信して騙して普及させる手法は同じで、結局はツケを子孫に残していく事になっている。

事実はどうなのか?それを見極める力、それを皆が持つ事(=世論)が大切だ。

<引用引用>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
■太陽光発電は本当に環境に優しいか?リンク 2014年11月13日(木)18時55分配信 ナショナルジオグラフィック

 世界中でクリーンなエネルギーが求められるなか、太陽光を使った発電量はこの5年間で6倍に増加した。だが、ソーラーパネルの製造が環境にむしろ悪影響を及ぼしている可能性が現在指摘されている。

 パネルの製造には水酸化ナトリウムやフッ化水素酸といった腐食剤の使用が欠かせない。また製造過程で水や電力が消費されるため、温室効果ガスの排出は避けられず、廃棄物も出るのが実状だ。

 このたびソーラーパネルのメーカー37社を格付けしたソーラー・スコアカード(Solar Scorecard)が新たに発表され、中国企業のトリナソーラー(Trina Solar)に続いて、カリフォルニア州のサンパワー社(SunPower)が最上位にランクインするなど、数社が格付けを上げた。

 ソーラー・スコアカードは、1982年からハイテク企業の環境への影響を調査しているサンフランシスコ拠点の非営利組織、シリコンバレー有害物質問題連合(SVTC)によって毎年作成されている。5回目となる今回の調査では。持続可能な製造方法を実践しているかについて、業界全体で不透明になっているという結果が示された。

 SVTCはスコアカードを発表することで、生き残りと成長に重点を置きがちな業界に透明性が増すことを期待している。

◆化学物質や排出量に関する不十分なデータ

 SVTCは、排出量や化学物質の毒性、水の使用量、リサイクル率といった企業の自己申告データを基にスコアカードを作成している。事業に関する詳細なデータの共有に協力的な企業が減っているなか、SVTCは3位のインリーソーラー(Yingli Solar)と4位のソーラーワールド(SolarWorld)が毎年調査に協力し、持続可能な事業の展開に積極的であると高く評価している。

 一方、環境影響を考慮しない企業が市場に参入し、安い価格でシェアを獲得していくと、持続可能性を優先課題にする企業が少なくなるとSVTCは懸念している。

 国ごとに異なる規制や製造法の違いによって、光電池の環境影響に関する標準的なデータを得ることは難しい。ノースウェスタン大学とアルゴンヌ国立研究所が今年5月に発表した研究報告によると、中国製のパネルに係る二酸化炭素の排出量はヨーロッパ製のパネルのおよそ2倍で、環境基準の低さや石炭火力発電所の多いことが起因している。

 中国では既に反動が起きている。例えば、パネルメーカーのジンコソーラー(Jinko Solar)は、浙江省の工場から出た有毒廃棄物を付近の河川に流した。住民は反対運動を起こし、会社を告訴している。

 米国のパネルメーカーは連邦と州の規制を受け、有害廃棄物を含む排水の方法と場所が厳しく定められている。欧州では、有害電子廃棄物の排出削減と適切な廃棄方法を定めた規制が最近になって設けられた。

 規制などの違いから、ソーラーパネル市場で正確なデータを得るのは難しいと研究者は指摘する。

 それでも、現段階でソーラーパネル産業に透明性を増すことは、今後のパネル事業の良い模範になるとSVTCは期待している。

◆まだ早いリサイクル

 ソーラーパネルのリサイクルは、古いパネルを処理する施設の不足と、利益が出るほどまだ廃棄されていないという二重の課題を持つ。

 パネルには銀やテルル、インジウムといったレアメタルが使われているため、リサイクルは特に重要であると、サンノゼ州立大学の環境学助教授でSVTCの科学アドバイザーを務めるダスティン・マルバニー(Dustin Mulvaney)氏は述べる。

 だが、リサイクルが制限されることで、これらの回収可能な金属が廃棄処分されかねない。

 現在製造される光電池のほとんどはシリコンでできている。シリコンは豊富に存在するが、「シリコンベースの光電池を製造する過程で多くのエネルギーが消費される」と5月に発表された研究の共著者で、ノースウェスタン大学工学科の助教授フォンチー・ヨウ(Fengqi You)氏は語る。

 SVTCによると、グリーンビルディング協会の「エネルギーと環境に配慮したデザインにおけるリーダーシップ(LEED)」プログラムに類似した、ソーラーパネルに関する初めての持続可能性基準が今後2年以内に設定される予定だ。

 発電という観点では既に十分な環境的信頼を獲得しているソーラーパネル業界だが、この先大きな変化を生じるほどの外圧に直面するかどうかはまだわからない。

 業界が成熟するにつれ、パネルメーカーがより厳しい持続可能な対策を採用するだろうといった楽観的な見方もある。SVTCがスコアカード調査を開始してまだ5年だが、既に変化が見られるとマルバニー氏は述べている。
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_298032
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
313988 太陽光発電を名目に日本に入り込む多国籍企業の狙い 橋口健一 16/04/09 PM06
299544 「エコカー減税のデタラメ」〜燃費のいい車より、燃費が悪い車ほど優遇される 斎藤幸雄 14/12/25 PM10
298140 原発ムラの思惑通り? 太陽光発電の買取り中止を経産省は2年前から分かっていた! 向芳孝 14/11/20 PM09

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp