市場原理
29344 お金〜ことわざより〜
 
谷光美紀 ( 20代 愛媛 経理 ) 02/04/24 PM11 【印刷用へ
皆さんのご意見読んでるうちに、お金を私達ってどう捉えてるんだろう?って素朴に思いました。畑中さんの示された新しいお金感覚にも頷けるし(29210)、でも、自分自身仲間内でお金の話を持ち出すのになんか気が引ける感じもまだ残っている。そこのところがもう少し鮮明になるかと期待して、お金が使われている「ことわざ」を拾ってみました。

そんな中、
>「お金」をいかがわしく使ってきた意識とは、人類が500万年の歴史の中で培った「仲間との一体感」を破壊した、「自分以外は全て敵」という意識なのだと思います。(29076 松尾さん)
その通りや、って思うものがいっぱい目に付きました。

金の切れ目が縁の切れ目
金の貸し借り不和(ふわ)の基(もと)
愛するものに物を貸すな
近い者に金は賃さぬもの
金を貸せば友を失う
金は三欠くにたまる【金は、三つ(義理・人情・交際)を欠くぐらいにしないと、たまらないものである、ということ。】 
金は不浄(ふじょう)に集まる
金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い
金蘭の契り【金を断ち切るほど堅く、蘭が香るように美しい友情のこと。また、非常に仲のよい親友のこと。】

他にも、ことわざではありませんが、よく大切な物を表現するのに『お金では買えない』なんて表現も使いますね。

正に、人との繋がり、和、友、仲間、といった本源価値に真っ向から対立し、それを破壊するものとしてお金は取り上げられていました。

その他(ついでに挙げれば)、強制圧力を示すものとして、
金が物言う
金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる
成るも成らぬも金しだい 
金があれば馬鹿でも旦那
先だつものは金
金の光は七光

やや本源風(?)なものでは、
金宝より子宝
金は天下の回りもの
金は命の親命の敵   らがありました。

本源価値を破壊するものとしてお金を捉える観念は、なまじ今私達が求めているものが本源価値だからこそ、まだまだ私達の意識に混濁を伴って(警戒心として)残っている気がします。だから私も仲間内であんまりお金の話題を出したくないのだと・・・。

そういう現状では、人類が培ってきた本源的な意識を概念化して固定化していくこと(29076 松尾さん)と同時に、明確に実情に合わないことわざ(観念)を見直ししてゆくことも必要かもしれません。

 
  List
  この記事は 29076 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_29344
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
ユダヤ5000年の教え:“お金”のことわざより 「縄文と古代文明を探求しよう!」 07/09/02 PM09
29786 本当にお金がイカガワシイのか?イカガワしくしているのは私権格差と交換原理なのでは? 北村浩司 02/05/01 AM00
29462 「生き金」と「死に金」 坂本和久 02/04/26 PM01

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

「合同板」必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
市場社会の、カタワの「集団」
本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
'70年〜現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
「やりがい」に潜む社会的欠乏
カリスマ 〜自分たちが共認できる価値観への評価収束〜 
仲間収束 2:一人でできない子
「働きたいから働こう」という意識
快美欠乏に替わって、認識の統合が最高価値になった。
判断の土俵とは、人々の潜在思念が作り出した共認圧力の場
『必要か否か』が環境問題に対する基底的な答えになる
芸能か、認識形成か

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp