健康と食と医
293202 食品添加物は腸内細菌を殺す、でもヒトには安全?
 
熊谷順治 ( 47 大阪 企画 ) 14/08/05 PM09 【印刷用へ
わたしたちが日々口にする加工食品には、合成着色料、合成保存料などの食品添加物がたくさん使われています。一応、使用量には基準がありますが、複数の添加物を同時に摂取した場合や数十年の摂取については、ちゃんと検証されていません。

合成着色料、合成保存料、発色剤、結着補強剤などの食品添加物が、腸内細菌の発育や増加に悪影響を及ぼしていることが実験で確認されています。特に合成保存料は、その目的が細菌の繁殖を抑えることなので、摂取すれば腸内細菌を衰弱させます。

(以下「日本人を狂わせる5つの有害物質」リンクより)

●色付きお菓子とジュースは子どもにとって最悪の毒

イギリス最大の小児病院グレイト・オーモンド・ストリート病院での調査・研究によると、すぐケンカ腰になったり暴れたり、落ち着きがなく、まったく勉強する意欲さえもたない子供たちに対して食事調査をした。

76名の子供たちを対象に悪い食事を抜いた食事療法を試みた結果うち81%の子供たちはきわだった好反応を示した。

おまけに喘息、皮膚炎、花粉症、耳炎、鼻炎、偏頭痛などまでが良くなった。これにはビックリ、なんと、子供たちに一番大きな影響を与えていたのが合成着色料とこの保存料だった。同病院の医師たちによる研究によれば、「安息香酸」と「黄色4号」が混ざった食品が最悪だったらしい。

喘息やじんましんの傾向にある人は、これらを絶対避けるべきだとのこと。

「安息香酸」日本ではこの仲間の七つの物質が食品添加物に指定されている。主に輸入清涼飲料水、ポリチューブ入り清涼飲料水、弁当などに付いている小パック醤油などに多く使われている。

(ちなみに、身近なジュースではファンタグレープに入っています)


●ソルビン酸は微生物にとっては毒なのにヒトには安全?

ソルビン酸はラットを使って安全性が試験されている。ラットは体重200グラムくらい。そのラットにソルビン酸を少しずつ増やしながら食べさせる。10匹のラットそれぞれにソルビン酸を1.7グラム食べさせた時点で5匹が死亡する。これを50%致死量と呼ぶ。その量を摂取すると半数が死ぬ、そのような服用量だ。

その量は体重に比例する。これを人間に当てはめると、成人の平均体重を50kgとすると、ソルビン酸のヒトに対する50%致死量はおよそ368グラムとなる。もし368グラムのソルビン酸を、ソルビン酸含有量0.3%のチーズによって摂取しようとすれば、チーズを一気に123kgも食べなければならない。これによってソルビン酸はものすごく安全な物質であると判断される。リンク

'81年5月18日、東京タイムズの一面トップに大きな記事が報道された。「合成保存料ソルビン酸に発ガン性、動物実験で確認、消費者団体行政 責任追及へ」という見出しが大きく載っている。しかし、未だに禁止されていない。

実はこのソルビン酸、ワインやソーセージに使われる「亜硝酸塩」と一緒になると大変なことになることが分かっている。つまり、変異原性のある物質を作ることがすでに分かっている。とくに酸性の状態のなかでは微生物にダメージを与えたり、突然変異をうながしてしまう。
  
 
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