新資源・新エネルギーの開発は?
289430 光合成菌は放射能物質を減らす! 微生物の力を借りて放射能を無害化する方法
 
Sugafield ( 24 建築設計 ) 14/04/19 AM00 【印刷用へ
原発事故後、放射能の問題解決として様々な方法が挙げられています。

その一つとして注目されているのが「光合成菌」です。
もともと窒素固定、脱窒作用、硫化物の酸化などの働きをするため、臭気、汚水処理に用いられていますが、ある記事によると光合成菌は放射能を吸着するだけでなく、放射能を減少させ無害化させる可能性もあることが発見されたようです。

広島国際学院大学の佐々木健教授による研究で、実験結果が各新聞に掲載されただけでなく、学術論文もまとめられ発表及び公開されています。



以下リンク先(リンク)より引用


----------------------------------------------------------------


>光合成細菌(光合成を行う真正細菌の総称)の中でも活性が優れている「ロドバクター・スフェロイド」を利用した次世代の放射能除去技術を、広島国際学院大学の佐々木健教授が発見したとのことです。

<中略>

この除去技術は簡単に言ってしまうと、光合成細菌が持っている「重金属イオン吸着能力」を使って、放射能などの物質を集めて除去する技術です。私も詳しいことはよく分からないのですが、広島国際学院大学に設置されている「バイオ放射能研究所」で行われた実験調査によると、光合成細菌をビーズ状に丸めて固め、放射能に汚染されたヘドロの中に入れると、3日間で最大90%の放射性物質を除去することが出来たようです。


☆トンタンク屋外実証実験による光合成細菌を用いた Cs, Sr の同時除去

以下リンク先引用(リンク
光合成細菌の中でも活性が優れているロドバクター・スフェロイドは、マイナス電荷を帯びた粘着物質を放出して、体の表面に放射性物質を磁石のように引き寄せる性質を持っています。 広島国際学院大学佐々木健教授らは独自の技術を用いて、この光合成細菌をビーズ状に丸めて固め、放射能汚染ヘドロ中に浸漬すると、3日間で最大90%の放射性物質除去を確認しております。バイオ技術を用いているため大幅減容が比較的容易なことから、中間処理等も低コストかつ効果的に行うことが可能です。


佐々木 健


バイオ技術を活用した放射性物質の除去のメカニズム
@光合成細菌を使って泥の中の放射性セシウムを回収する。
A光合成細菌の表面に放射性物質を磁石のように引き寄せる性質があり、プラス電気のセシウムを吸着する。
B細菌はカリウムを取り込んで生きるが、取り込まれる際に似たような動きをするセシウムも吸収したとみられる。
C光合成細菌の重金属イオン吸着能力は高く、1トンの水に含まれるCs・Srを速やかに吸着・除去している。
D細菌を混ぜた粒状物質は、乾燥して焼却すると容量は75分の1、重さは100分の1に減る。
セシウムは温度640度でガス化し拡散するが、500度以下なら拡散しない。

ササケンプロジェクトのメリット
・常温常圧で、現地で除去作業ができる。
・汚染された土壌にも使える技術
・安全で低コストでなおかつ高効率に放射性物質を除染できる。
・使用後の光合成細菌ビーズは1/100以下に減容でき、焼却時に放射性物質は拡散しません。
・中間保管場所が少なくてすむ画期的な技術

福島での実験内容

2012年9月に福島市内で採取したヘドロでの実験では、セシウムを約90%除染することに成功。
福島市内の公立学校のプールからヘドロを採取し現地で実験。
細菌90グラムをアルギン酸などに混ぜた粒状物質をビー玉大にし、濃縮したヘドロ50リットルに投入。
3日間の放射線量を計測した結果、実験開始前に毎時12.04〜14.54マイクロシーベルトだった放射線量は同2.6〜4.1マイクロシーベルトまで減少した。
実験中、プール周辺では福島第1原発事故の影響で同1.2マイクロシーベルトの放射線量が測定されていたが、差し引くと最大89.4%の除去に成功した。



<引用終了>

----------------------------------------------------------------
 
  List
  この記事は 289401 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_289430
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
291877 光合成細菌は、可視光線より遥かに強いエネルギーをもつ「放射線」を吸収する光化学メカニズムの原回路をもっている。 麻丘東出 14/06/30 AM02
291876 光合成の可能性 −放射性物質の無害化は光合成が鍵を握る?− Sugafield 14/06/30 AM01
291055 ウランの地下水汚染を防ぐ細菌、そのメカニズム 末廣大地 14/06/07 PM11
289586 人工光合成の研究が放射の除去に役立たないのだろうか? 14/04/24 AM02

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、42年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp