法曹・官憲・役人こそ、社会閉塞の黒幕
289247 近代医療が金貸しに乗っ取られる過程A 〜大卒の医薬品を使う医師のみにお墨付きを与え、他の医療を排除する〜
 
松下晃典 ( 34 広島 kozo大工 ) 14/04/13 PM01 【印刷用へ
 引き続き崎谷博征氏の『医療ビジネスの闇 ”病気産生”による経済支配の実態(リンク)』よりポイントを紹介します。

 今回は医療品を使う医師を作り出すために大学に医学部をつくり、薬物治療中心の近代医療以外を排除していく過程をまとめます。

------------------以下引用------------------

■近代医療を乗っ取ったロックフェラー

 ロックフェラー財閥(以下「ロックフェラー」)はロスチャイルド財閥が考案した連邦準備銀行(FRB)設立に関与し、そこから潤沢な資金を得ています。そして20世紀初めには、世界中の石油利権の大半を手中に収めることに成功しました。

 そこから上がる数兆ドルといわれる資金を元に次の大きな投資先を探します。彼らが目をつけたのは、私たちの”人体”でした。彼らの石油産業から派生した製薬によって人体をターゲットにした独占的市場を”創作”したのです。この石油から作られた医薬品はもちろん特許という独占権で守られ、利益が保証されます。そして、ロックフェラーは、労働者を科学的に治療する「近代医療」の中で、自らの利権である医薬品を中心に据えようとしました。

 医薬品への投資で利潤を上げるために最も重要視されたのは、医学関係者に彼らの影響を行き渡らせることでした。1910年、ロックフェラー財団の理事長であるフレデリック・ゲイツは、ロックフェラー医学研究所所長の兄弟であるアブラハム・フレクスナーに命じて、あるレポートを作成させました。作成のための調査資金は、ロックフェラーが関与していないように見せかけるため、ロックフェラーが実質的に支配しているカーネギー財団を迂回して提供されました。

 このレポートは、90日間で全米の69の医学校を調査し、独自の尺度で格付けしたものです。代替医療をおこなう医学校を「信用のおけないマヤカシの学校」と非難し、排除する目的で作成されました。実際に25校は閉鎖の憂き目に遭いました。一方で、ロックフェラー財団の意にかなった学校には、財団から潤沢な研究資金が提供されたのです。このレポートは「フレクスナー・レポート」と呼ばれ、その後のアメリカ医療の将来を決定付けるターニングポイントとなりました。

 つまり、1910年に、ロックフェラー・シンジケートが近代医学の乗っ取りに成功したのです。


■「患者中心」から「専門職中心」の医療へ

 1848年、AMA(アメリカ医師会)という組織が形成され、「アロパシー」と呼ばれる治療以外の医療行為が執拗に攻撃されていました。アロパシーとは、症状を打ち消す薬や手術を施す治療法のことで、分かりやすく言うと「対症療法」です。現代医療はこのアロパシーを基本としています。ロックフェラーはアメリカ医師会に目を付けました。なぜなら、ロックフェラーがアロパシーで使用する。”医薬品”に莫大な資金を投入していたため、それらの薬を使用する医師を必要としていたからです。

 フレクスナー・レポートののち、医学教育、医師免許、治療法、治療費は、ロックフェラー財閥の後押しを受けたアメリカ医師会の寡占状態となり、医療の自由市場は消滅してしまいました。たとえば、民間の助産婦は排除され、アメリカ医師会に所属する病院の産婦人科での出産が義務付けられました。また、料金とサービスの面で一般の人々から好まれていた検眼士は”イカサマ治療士”として排除され、眼に関することはアメリカ医師会に所属する眼科医の独占となりました。

 さらにロックフェラー財団は、所有する製薬会社を通じて資金を投入し、メイヨークリニックをはじめ、ハーバード、イェールなど「アイビーリーグ」といわれる全米エリート大学に医学部を創設しました。医学校には、資本家階級の信奉する科学的医療を教え込むというフレデリック・ゲイツの思惑を実践するために、大学院レベルの教育を施すフルタイムの医療教育者が置かれました。これらの”正規”の医学部で教育を受け、卒業しないと医療行為は法的に禁止されたのです。これは医師免許の独占権を手中にしたことを意味します。これらのいわゆる一流の大学の研究機関や病院には、今や世界の医学をリードする医師たちが集っています。彼らが発信する情報は、医学論文や学会を通じて世界中の医療機関に大きな影響を与え続けています。また、この”エリート医師”たちの組合であるAMAが、臨床では絶大な力を持っています。もちろん医学の遅れた国、日本でも、彼らの作ったガイドラインや治療法が数年遅れで拡がっていきます。

 ロックフェラー財団はこれら医学研究、医師の教育・トレーニング、医薬品の製造、公衆衛生政策に豊富な資金を供給することで「患者中心」の医療を廃止し、患者を顧客として扱うという「健康の産業化」を完成させていきました。すべては自分たちの医療品を売るためです。
 
 そして第二次世界大戦前後からは、ロスチャイルド財閥やロックフェラー財閥のコントロール下にある連邦政府が、薬物治療中心の近代医療に介入するようになりました。資本家同様、国家も「健康な兵士を戦場に送るために、そして負傷した兵士を回復させるために」医療の利用価値を認めるようになったからです。

 ここで、近代医療は「患者中心」医療から、大資本家、アメリカ医師会、連邦政府の三頭支配による現在の「専門職中心」医療へと変貌を遂げたのです。近代医療と資本主義は手を携えて発展してきたのです。

------------------引用終了------------------
 
  List
  この記事は 289246 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_289247
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
305740 金貸しによる医療独占支配によって、ホメオパシー医学は抹殺された 中村英起 15/07/08 PM09
295132 ’薬を飲まない薬剤師’が説く「薬が病気を作る」 A 庄恵三 14/09/10 PM07
295131 ’薬を飲まない薬剤師’が説く「薬が病気を作る」 @ 庄恵三 14/09/10 PM06
292880 製薬品の特許性によって作り上げられた製薬産業 Nirvana 14/07/28 PM03
十字軍以降、市場拡大と私権獲得を正当化する近代思想をデッチ上げるために、金貸しが大学を作ったのでは? 「日本を守るのに右も左もない」 14/04/20 AM00
289444 製薬企業と大学病院の癒着〜グローバル市場経済が不正の増加を生む〜 匿名希望 14/04/19 PM06
289251 近代医療が金融財閥に乗っ取られる過程B 〜戦争とともに発展し、世界のスタンダードとなった近代医療〜 松下晃典 14/04/13 PM06

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
抗がん剤は、実は増癌剤だった
白血病で息子を亡くした医師の語った抗がん剤治療の実態
「ガンはうかつに治療するな!」はごく一般的選択肢
日本の癌治療の実態〜利権に群がるガン・マフィア
製薬会社と医学部の癒着、現役国立大学教授が実名で現状告発!製薬会社と大学教授がグルになって患者を騙す!
現代医療を牛耳る存在〜国際医療マフィアとは?
近代医療が金貸しに乗っ取られる過程A 〜大卒の医薬品を使う医師のみにお墨付きを与え、他の医療を排除する〜
捏造された新市場(精神疾患と専門薬)2
輸血に関するウソ、赤十字社などの血液利権の巨悪犯罪(1)
輸血は無意味だった!塩水で十分!!
栄養学の嘘:食物のカロリー表示は全く意味のない数字
健康を守れない健康診断。無駄で有害な健康診断。健康診断は患者濫造システム
90%以上のガンは数週間のうちに完治する
千島学説との関連性は?鳥取大、癌は容易に正常細胞へ変換できることを発見
「がん」を考える5〜がん腫は、非常の排毒機能
発熱しても薬は飲むな「世界には2人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ@」
現代医療の闇と東洋医学の復権
共認治癒力A
食べなければ死なない@
一日一食健康法
食べることやめるには、腸の菌を育ててから
命のない食べ物が私たちを狂わせてしまう。〜あなたの食歴は大丈夫?
砂糖は怖い
JTは、タバコより「塩」をどうかして欲しい。
子供の脳を破壊してしまう危険な化学塩
牛乳の害(ここにもアメリカとマスコミ支配の影が・・・)
知ってる人は食べない、七つの食品
放射能汚染から身を守る為の知恵〜塩、味噌が身を守る!
微生物を利用した発酵食品が放射線障害から身を守る 1
微生物を利用した発酵食品が放射線障害から身を守る 2
「たまねぎ氷」で見直されるたまねぎの効能
重曹は放射能汚染除去にも強い威力
重曹うがいを1ヶ月続けてみた。⇒効果大!
ガン死亡率が増えているのはタバコが原因?
タバコ発ガン説のウソ
タバコと肺がんの関係における統計学的なごまかし
タバコの常識の嘘
新事実が出ているにもかかわらず見直されない『母子手帳』
欧米にはなぜ寝たきり老人がいないのか?
驚愕!エイズは嘘だった

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp