民主主義と市民運動の正体
287881 「右翼」も「左翼」も金貸しがつくったエセ概念
 
松下晃典 ( 34 広島 kozo大工 ) 14/03/01 PM07 【印刷用へ
引き続き「99%の人が知らないこの世界の秘密 <彼ら>にだまされるな!(リンク)内海聡 著」よりポイントを紹介します。

 今回は政治的な主義主張として、よく上げられる右翼と左翼、保守と革新などが金貸しによって作られたエセ概念であることを紹介します。
 人々はあたかもどちらかの考えしかないように思いがちですが、それこそが洗脳されている証拠です。純粋に考えてみれば、それ以外にもいろんな考え方があることはすぐにわかります。

 また、対案を出すという考えもおかしいことに気づきます。物事は根本解決以外にあまり意味はありません。その場的な対応をするから対案という考えが必要になるのです。

 無意識のうちに上記の考え方をしてしまう人がほとんどでしょう。
 これが、現代教育の洗脳であることを認識し、改めて「こども心(287130)」を持って、現代の考え方を捉え直す必要があると思います。

※著書では「グーミン≒愚民」という言葉がしばしば登場しますが、ここでは「人々」と置き換えて紹介します。
 また<彼ら>という言葉がこの世の支配者であるロックフェラー一族、ロスチャイルド一族などの金融資本家を示す意味として登場しています。これはこのまま紹介します。

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■「右翼」も「左翼」も〈彼ら〉がつくったエセ概念

 政治的な主義主張として、右翼と左翼、保守と革新などの対立軸がある。今やすべての人がそのどちらかを旗に掲げるように洗脳されている。しかし、もともとこのような対立軸は存在しない。〈彼ら〉の戦略として、国家内に内部対立を起こし「派閥化」させることは作戦の基本である。

 〈彼ら〉が人々を右翼と左翼に分けること、エセ右翼とエセ左翼が存在すること、右翼と左翼という概念がヨーロッパ発祥であることには深い意味がある。右翼には左翼がなりすましている。なりすまし右翼”も数多いが、基本は「ネトウヨ」(ネット右翼)を代表として、人のいうことを信じやすく、狭い視野に終始し、徒党を組んでレッドパージ(赤狩り)をしたい連中である。〈彼ら〉としては人々を支配するのに都合がよい。

 一方、左翼は「共産主義は人々のため」とうそぶきながら、実際は〈彼ら〉への隷属を強いる概念であり、しかも上層部で支配する存在を別に配しているので、やはり〈彼ら〉にとって都合がいい。〈彼ら〉の手先であるシャルル・フーリエが共産主義者に多大な影響を与えていることや、カール・マルクスたち共産主義者に〈彼ら〉の息がかかっていたことは、すでに述べた通りである。

 要するに右翼も左翼も、保守も革新も、〈彼ら〉がつくり上げた洗脳であり、でっち上げにすぎない。

 当たり前だが、そもそも人類が発祥したときには、現在のような思想的対立は存在しなかった。本来日本人も、韓国人も、中国人も、その他の東南アジアの人々も、さらにいえば米国人も、カナダ人も、ヨーロッパ人も、アフリカ人も、その国の人間だから悪なのではなく、その国の人間だから善なのではない。
 そんなことは、現代であっても人づき合いをきちんとすればわかることだ。もしかしたら国によってイヤな人間の比率は違うかもしれないが、重要なのは末端の人々ではなく、いろいろなものごとを操っている上層部にこそ問題がある。

 米国はこの先、通貨増発の継続、ドルの変換、金利上昇、債券や株式や不動産市場の崩壊、再度の不況などが起こると多くの人が指摘しているが、〈彼ら〉にとっては損でもなく、心を傷つけるものでもない。米国でも保守と革新の対立があり、二大政党制が敷かれているが、だからこそ米国は滅ぶ寸前なのである。
 〈彼ら〉にとって米国すら食い物である。ヨーロッパも食い物であり、もちろん日本も食い物でしかない。〈彼ら〉にとって、すべての国家は存続する必要がないのだ。


■「対案を出せ」という言葉の愚かさ
 世界の問題を解決するために、こっちの政党がいいとかあっちの政党がいいとか、こっちの人がいいとかあっちの人がいいとか、こっちの主義がいいとかあっちの主義がいいとかいっているのは、すべてナンセンスの塊でしかない。

 「批判ならできる、対案を出せ」という考え方も同様だ。その考え方自体が、狂った教育の産物であり、ただの洗脳であることに気づかない。もっといえば、この考え方を植えつけたのが〈彼ら〉であることに、ほとんどすべての人は気づくことさえできていない。

 この世の多くが相似形(フラクタル)であることや、「ガイア理論」と呼ばれる考え方で説明できることは、比較的多くの人に知られている。この問題も縮小して、医学の話に置き換えてみるとわかりやすい。すでに述べた「対症療法」と「根治療法」の話だが、ここでも軽く触れてみよう。

 現状、病気を治すのに使われているのは「対症療法」というやつである。もちろん対症療法では根治しないので、人々は「なぜ治らないのか」と憤る。難病であっても治る人は完全に根本から解決しようとする。
ところが、一般的な人は表面上のできごとのみに終始するので、決して根幹を顧みようとはしない。また別の病院や、別の治療法を探すという「対案探し」のみに終わる。病気の原因や、病気になった理由の根幹さえわかれば、やるべきことが決まってくるというのに。

 おわかりだろうか。つまり対案などというものは、本来必要さえないなのだ。根本的な問題、根本的な原理を指摘して、それを理解することができれば、なすべきことはたったひとつしかない。
 絶望的なのは、なすべきことがはっきりしているのに「無理だ」とか「非現実的だ」といって実行しようともしない人々が多いということだ。そんな人が発する言葉の代表格が「批判ならできる、対案を出せ」であり、大した行動も取ってないのに、人に向かってこの言葉を投げかけることは大得意なのである。

 主義主張はすべてが無駄だ。〈彼ら〉は、内部対立をさせるために主義主張で分け、いわゆる「断片化」によって大きな力にならないようにしてきたのだ。まさに〈彼ら〉の思うツボである。

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