西洋医療と東洋医療
287530 血液の中で生殖する極微生命体の研究から開発されたガン治療法
 
田村正道 ( 51 京都 建築士 ) 14/02/19 PM10 【印刷用へ
血液のなかで生殖する極微生命体(ソマチッド)研究からは、生命体というものが、現代医学の認識をはるかに超えた働きをしている事がわかります。

ただし、この研究からガン治療薬の開発を行う事は医療界のタブーになっており、研究と治療は迫害され、封印されてしまいます。


ガン呪縛を解く終章「健康回帰の道しるべ」
リンク
より引用

・・・・・・・・・・・・・・引用・・・・・・・・・・・・


ガン完治率75%の治療法の運命

 ネサンが踏み込んだ医学界のタブーとは、顕微鏡の開発とソマチッド理論の研究だけに留まらず、ガンや難病の画期的な治療法を開発してしまったことだった。それもネサンのガン治癒法は極めて簡単で、クスノキの樹液から採取した天然カンファー(樟脳)を原料に開発した製剤を、鼠蹊リンパに注射してリンパ系に循環させるというものだった。

 このカンファー製剤は「714- X」と命名され、大勢の末期ガン患者やエイズ患者に使われていったが、その完治率はなんと75%にも達したという。ネサンがソマチッド理論に基づいて追求したガン治癒法とは、異形化したソマチッドを健全な元の状態に戻すことであり、そのために有効だったのがクスノキの樹液から作ったカンファー製剤だったのである。

 もっとも、ネサンはいきなりこの製剤に行き着いたわけではない。まず1940年代に抗発酵性の特質を組み込んだ製剤(GN-24)を開発し、これはネサンの義弟を末期の胃ガンから救い出すなど大きな成果をあげることができた。続いて、さらに治療効果の高い血清「アナブラスト」を作り出し、「余命1週間」と宣告された半昏睡状態の乳ガン患者を見事に完治させたりもした。このように成功事例が増えるにつれ、ネサンはフランス医師会から睨まれるようになり、不当な理由で二度も法廷に呼び出された。そして多額の罰金の他、研究室は閉鎖され、器具類も没収、その果てにネサンはコルシカ島に移らざるをえなくなった。

 だが、そのコルシカでも、ネサンが移住した1週間後には何百人もの患者がネサンを追って集まってきた。そのことがフランス医師会の怒りを再び爆発させ「取り調べ裁判」が開始された。それを機にネサンはカナダに飛び立つが、その出国を手助けしたのはネサンに「余命1週間」から救われた婦人の夫、フランス最高警察機関の高官だった。ネサンはガンで苦しむ多くの患者を救ったことにより、故国フランスを離れなければならなくなったのである。

 フランスよりは寛容だろうと思っていたカナダでも、ネサンはひどい仕打ちを受けることになった。何者かによって仕掛けられた巧妙なワナにかかり、カナダでも裁判に引っぱり出されてしまったのだ。その一方ラッキーな出会いもあり、スチュアート財団からの支援を得てネサンは研究を続けることができたのだったが、その幸運さえ完璧に封じ込めてしまうほど、医師会のネサンに対する圧力は激しくなっていった。

 そして1989年5月ついに逮捕され、1ヶ月ほどの独房生活を強いられた後、6月下旬から裁判が始まった。この歴史に残る「ガストン・ネサン裁判」は、一人の天才を終身刑に処すことで社会から完全に排除して、ネサンが残した実績を完璧に封印するために仕掛けられた裁判だったように思える。ところがその圧力をはね返すかのように裁判の期日を決める審問のその日、裁判所の玄関には100人以上のデモ隊が集まって、連行されるネサンに大喝采を送った。彼らはネサンによってガンなどの難病から奇跡的に救われた人たちだった。

 その後デモ隊は手に手にプラカードを持って裁判所からホテルまでデモ行進し、ホテルでは「ガストン・ネサンを守る会」の第1回記者会見を開いた。そこでは世界各地から集まった人々がネサンに救われた体験を語り、「ネサンの正義」を訴えた。そして裁判が始まっていくが、結論から言えば、この裁判でネサンは見事「無罪」を勝ち取ったのである。

 なぜネサンは裁判に勝つことができたのか。それは彼が法を犯すことなど何もしてなかったことのほか、すでに数千人のガンや難病患者たちを救っていたために、ネサンに救われた元患者たちによる法廷での証言や支援がすごかったこともあった。ネサンに救われた人々は世界各地におり、その中には政府の高官や医師、組織のトップ等々著名な人たちも数多くいた。また、裁判中にはカナダばかりかアメリカからもガンやエイズ患者たちの電話が殺到し、ネサンを応援し、成功を祈り、裁判に助言をしてくれたりもした。この事実は、そのときの「ネサン裁判」がいかに大きな注目を集めていたかを物語っている。

 ガストン・ネサンの裁判に関しては、『完全なる治癒』にその詳細が綴られている。こうしてネサンは裁判には勝ったものの、その後医師会と医療産業などの圧力や、マスメディアによる巧妙な「空気支配」も手伝って、悲しいかなネサンの治療法が広く世界に知られたり、それが医療の現場に根付くことはなかった。

 実際、日本で「ネサン裁判」を伝えたマスメディアをぼくは全く知らず、ネサンの名前もソマチッド理論も、カンファー製剤「714-X」もほとんど知られていない。ネサンが開発したカンファー製剤は「完治率75%」を誇っていながら、社会からすっかり封印されてしまったのだ。もっとも「ソマチッド」という言葉とその理論は、それなりに認知されてきているようだ。しかし正直な話、そこには何となくうさん臭い香りが漂っていて、ソマチッドがどこかオカルトじみたイメージで広がっていることを非常に残念に思う。それも、科学者やマスメディアがまともに取り合おうとしていないことに起因しているように思う。

・・・・・・・・・・・・引用おわり・・・・・・・・
 
  List
  この記事は 287458 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_287530
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
287531 血液の中で生殖する極微生命体の研究の系譜 田村正道 14/02/19 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、45年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp