西洋医療と東洋医療
286095 メタボの陰謀″は政・官・業・情・学の癒着した構造犯罪〜かれらの真の正体は医療マフィア″
 
14/01/11 PM11 【印刷用へ
リンク より


●1億〜3億円の寄付金というエサ

 その恐るべき現代医療の闇が、白日の下にさらされた。
「高血圧、糖尿病、メタボ……指針作成医9割に寄付金」「国公立大、製薬企業から」。これは『読売新聞』(08/3/30)のスクープ記事。「48大学のデータを基に、ガンなど主要な病気の『指針』40種類について、作成に関わった医師に『寄付金』の受領状況を調べた。結果、87%、240人が治療薬を製造、販売する企業から教官または所属講座あての寄付金を受領していた」
 メタボ診断「指針」を作成した阪大の松沢名誉教授らに3億円以上(表)。さらに、1億〜2億円″寄付金″がゾロゾロ。
 表に出ない供与″はどれくらいになるだろう。
『読売』 も「診療基準、信頼性は?」「過剰投与を招く」と指摘。
 現代医療の治療ガイドライン(指針)は、実質、製薬企業が作成しているという驚愕事実。巨額寄付金(ワイロ)をもらった教授連は、もはや製薬資本の走狗。その上には地球規模の石油化学メジャーが君臨している。

★これで安心!
「病院は九割の病気は治せず悪化させている」。
 良心的医師の告白。「どうか病院に来ないでください」。具合が悪いときは病院に行かない。
「食うな」「動くな」「寝てろ」。これが正しい。野生動物をみなさい。

動物は人間よりもある意味で賢い。地球上で人間だけは騙されてこのありさま。人類という滑稽な生き物、殺戮収奪、騙しの社会の実態。


●肥満学会ドンに二千億円売上の謝礼?

 なぜ、こんなデタラメが堂々とまかりとおるのか?
 『インサイダー』(編集人=高野孟、四二〇号)は、その黒幕を名指しで告発している。デタラメなメタボ基準を作った張本人が明らかにされた!
 「……一言でいえば、厚労省・医学界・製薬会社の癒着である。日本版メタボの基準を作った張本人は、日本肥満学会と日本動脈硬化学会を牛耳ってきた松澤佑次である。彼が二〇〇三年度まで教授を務めた大阪大学医学部・第二内科(現在の大学院医学研究科分子制御内科学)に対する奨学寄付金を調べると、二〇〇〇年度から〇五年度まで六年間で、八億三八〇八万円で、そのほとんどが製薬会社の寄付金だった。
 ずば抜けて多いのは三共(現在の第一三共)の一億一六〇〇万円。この会社は日本で最大シェアを持つコレステロール低下薬(メパロチン)の製造・販売で年間二〇〇〇億円を売り上げている」
 ナルホド……その癒着ぶりは、みえみえだ。


●「A級戦犯リスト」に学会代表ズラリ

 同様に他のメタボ診断基準のハードルを引き下げて治療ガイドラインを作成したのも、各臨床学会である。糖尿病は日本糖尿病学会であり、高血圧は日本高血圧学会、高尿酸血症・痛風は日本痛風・核酸代謝学会である。
 「メタボリック・シンドローム診断基準検討委員会」なる組織がある (表2−−@)。
 なんと委員長の座に、○○○○氏の名前が……。このホームページでは伏せ字とする
 委員二二人、オブザーバー一人、全員が臨床××学会の代表だ。これは、ある意味メタボの陰謀″ の加盟者リスト。言い換えると「A級戦犯リスト」でもある。
 これだけ矛盾と欠陥に満ちた診断基準を通したのだから、彼らに医学者を名乗る資格はない。

医療マフィア ー 大黒幕は、世界の製薬メジャーであった……


●おぞましい癒着と腐敗の連鎖

「……臨床学会が診断基準を下げて厳しくすれば、病人と判定される人が増えて、製薬会社が儲かる。厚労省はそれチェックすべき立場にあるが、実際には、製薬会社が金を出して研究をさせ、学会に新基準を作らせた」。『インサイダー』誌は告発する。
 真の大黒幕は、製薬資本であった……ということだ。それは世界的製薬メジャー。学会も厚労省も、その手先ということになる。
 「新基準に基づいて、製薬会社が(新薬の)申請をすれば、それを医療保険適用医薬品として認可するだけである。製薬会社の業界団体である日本製薬団体連合会の代々の理事長は、厚労省キャリアの天下りポストである」
 
「医薬品審議委員への寄付−上限『一社で年三〇〇万円』厚労省指針」(『東京新聞』2007/12/5)
 呆れるニュースに目が点になった。「厚労省は医薬品や医療機器の承認審査や安全性など検討する審議会委員が審議や議決に参加する条件として、企業から受ける寄付金や報酬の上限を『一社当たり年三〇〇万円』とする方針を固めた」という。
 唖然として言葉もない。厚労省は薬品や医療機器の許認可にかかわる医師・教授などは「企業から一社当たり三〇〇万円までワイロ″をもらってもかまわない」と言うのだ。
 ピタ一円でも審査対象の当該企業から金品を受け取っていたいたら許認可審議に参加できない。それが一般社会の常識だ。わたしは、この厚労省の 改善″策に、日本の底無し医療腐敗の深淵を見た思いがする。
 見るのも聞くものおぞましい癒着腐敗の連鎖構造である。


●政・官・業・情・学……の構造犯罪だ

 「タミフル問題では、厚労省で医薬品の認可を担当していた元課長が製薬会社に天下っていたことが表沙汰になったように、企業との直接の癒着もはなはだしい。チェックなどできるわけがない」(高野孟『インサイダー』前出)
 むろんデタラメ法案を通した厚労族の政治屋たちの存在も忘れてはならない。これに情報産業のマスメディアも荷担した。政府のメタボ・キャンペーンをこぞって流した。だから、国民もこれを政府による善意″の健康キャンペーンと受けとめてきた。まさか、このような企みが潜んでいたとは、夢にも思うまい。こうなるとメタボの陰謀″は政・官・業・情・学の癒着した構造犯罪である。かれらの真の正体は医療マフィア″なのだ。
 大櫛教授の『メタボの罠』に共感した読者のブログの一文。「……圧力を受けたのか、自ら尻尾をフッタのかは、わかりませんが、NHKがこの動きのお先棒をつとめています。そういえば『ためしてガッテン』という番組で、さかんに広報活動をくりひろげていましたっけ」
「またもや、日本の政治家・官僚・大企業・学会が放つ腐敗臭を嗅いだ思いです。清流で鼻の穴を洗いたいですね……」。


●子どもにまでメタボ診断基準とは!

 厚労省も年間四〇〇億円という巨費を握っている。それは「科学研究補助金」という名目。
 この莫大なエサ″を自分たちの陰謀″に協力する研究者たちにバラまく。甘いエサに群がる研究者もまた「官僚が机上で措く健康運動に沿った研究を競って補助金をもらおうとする」。
 さらに「メディアにとっては製薬会社は重要スポンサーであり、また厚労省は取材であるから、こうしたデタラメを暴くどころか、おかしなところに目をつぶってキャンペーンを盛り上げる」「図に乗った厚労省は、二〇〇七年二月、大人を犠牲者″にするだけでは気がすまなくなって、六歳から一五歳の子どものメタボについても診断基準をまとめる方針を明らかにした。
 こうして、大人だけでなく子どもまでもが製薬会社の餌食にされようとしている」(高野孟『インサイダー』前出)。
 どこまで、続く、ぬかるみぞ……。 
 
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286250 歯医者にダマされて はいけない 「削る」「抜く」はもはや時代遅れ 虫歯・入れ歯の常識はこんなに変わっていた きっちょむ 14/01/16 AM03

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4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
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7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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