子育てをどうする?
285770 スキンシップの秘密!!「オキシトシン」が愛情を深め記憶力を増すとの調査結果
 
太刀川省治 ( 53 大阪 建築士 ) 14/01/03 AM03 【印刷用へ
エンドルフィンは快感物質の代表格としてよく取り上げられますが、「オキシトシン」という親和感覚をもたらすホルモンが最近では注目されるようになってきました。
この物質は人間関係で何らかの安心感を感じたときなどに脳内で分泌されます。オキシトシンが十分に分泌されていると、脳の疲れを癒し、気分を安定させ、人に対する信頼感が増し、心地よい幸福感をもたらしてくれるので、「癒しホルモン」「幸福ホルモン」などと呼ばれています。

人間関係、特に親子関係でよく言われるように、スキンシップがもっとも安心感を与えてくれます。幼児期、学童期のスキンシップが成育過程において親子関係や社会性、記憶力などに有効に働くのは、スキンシップによって大量に分泌するオキシトシンの効果と考えられます。

ゴールドコースト観光局およびクイーンズランド州政府観光局の日本事務所が、日本の中学生の子どもを持つ親 1,000 名を対象に行った「スキンシップと親子関係」に関する調査(日本国内)によると、親子間のスキンシップが親子関係や人間形成に好影響を及ぼしていることがわかります。


【調査結果レポート】
「中学生の子どもを持つ親 1,000 名へ“スキンシップと親子関係”についてのアンケート調査」  リンク


ひとつは、スキンシップをとっていると反抗期を迎える中学生になっても「親子関係が良好」であるということ。
スキンシップを取っていた親子は72.3%が現在も親子関係が「良好」と回答したのに対し、スキンシップをまったくしなかった親子で現在も親子関係が「良好」と回答したのはわずか18.2%。

もうひとつは、親子でスキンシップをとっている子どもの方が、成績が良いということ。
調査で親子のスキンシップを意図的に取っていた子どもの成績は「良い」が27%、「悪い」が9%だったのに対し、親子のスキンシップを取っていなかった子どもの成績は「良い」が15%、「悪い」が24%。

【桜美林大学の山口創准教授のコメント】
スキンシップをすると、した人もされた人も脳内からオキシトシンというホルモンが分泌されることで愛情が育まれ、信頼する気持ちがお互いに強まる効果があります。
そのため子どもの時に積極的にスキンシップを取ると、お互いに強い愛情が育まれ長期的に良好な関係を築くことができます。さらにオキシトシンは、記憶力を活性化させる効果もあるとされ、学力向上にも間接的な効果があるといわれております。オキシトシンの効果は生涯脳内に残るといわれております。
母子の代表的なスキンシップである“だっこ”は、子どもへ密接したコミュニケーションにより、自分が受け入れられ大切にされているのだということで情緒を安定させる効果があり、父子の代表的なスキンシップである“おんぶ”は、同じ目線になることで子どもに外へ目線を向かわせことで社会性をつける上で効果があります。
 
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