企業を共同体化するには?
285742 仲間に感謝・期待する集団意識が組織力を作る! 〜忘年会でのテーマトークより☆〜
 
西知子 ( 38 京都 秘書 ) 14/01/02 PM03 【印刷用へ
先日、ある会社の方々と、合同忘年会をさせていただきました。

そのときのテーマトークは「今年の一番の、ベストプレー(^▽^)残念プレー(>_<)」♪
そこでのみなさんの話がステキだったのでご紹介します☆

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提案チームTさん(20代)
「ベストプレーは、初めて僕が任せてもらった物件が着工したことです。本当に嬉しかった。でも実は、残念プレーも、その物件です。任せてもらったけど、やっぱり力不足で、たくさんたくさん失敗した。それがすごく悔しかったし、でもそれで本当に勉強になったし、そういう経験をさせてくれたことに、すごく感謝しています。」

建築設計調査房Kさん(40代)
「負けてしまったプロポーザルだけど、それが今年のベストプレーです。そのプロポは、従来のやり方から大きく変えて、とにかく追求過程も迷いも含めてみんなに開き出して、自分たちの判断とみんなの潜在思念をすり合わせて仕上げていった。最後、プレゼンの演習をしているときに、設計部ではない本社の女性が、男達がそうやって最後の最後まで詰めきっている(闘っている)姿を見て、涙してくれたんです。それを見て私も涙してしまった。勝てたらもっと良かったけど、負けたけど、あれで今後の闘い方・闘う基盤が出来たと思える闘いだった。」

設計リーダーNさん(30代)
「色々言ってくるお客さんがいて、そのお客さんにとことん応えきれたこと。それを通じて、少し壁があった技術部隊と“仲間”になれたこと。そのお客さんは、色々言ってくるし、言っている中身が変わることもあるし、表面的に見れば厄介なお客さん。でも、その背後には、“本当にいいもの、使う人が喜んでくれるものを建てたい”という一貫した思いがあった。その思いを軸に技術部隊にも期待をかけ続けていたら、“それは面倒なやり方では…”と捉えがちだったメンバーもだんだん、“じゃあ、実現するためにはどうする?”と協力してくれるようになった。」

営業・設計の全体統括Mさん(40代)
「最近は、自分の物件や成果でみなさんのような涙がこみ上げるほどのことは出来ていない気がします。でも今年、私が思わず涙してしまったのは、ある若手の女性社員が、退社を思いとどまってくれたときのことです。実は二人同時に辞意が出てきて、一人は、理由などを聞いても、それだったら辞めてもよいと思えるもので、そのまま了承しました。でももう一人は、とにかく今の状況がしんどい・逃げたいというもので、その後の予定も漠然とした非生産的なもので、それでは絶対にその子のためにはならないと思ったんです。もちろん会社としても居てほしかったですが、それよりも、とにかくそのまま辞めてもその子のためにならないと思って、話もたくさん聞いたし必死で色々話しました。そして数日後、考えた結果を聞く場で向かい合ったとき、“続けることにしました”と言ってくれたとき、“(その子にとって)本当に良かった…”と思って、ホッとしたし泣きそうになりました。」

建築設計営業Nさん(30代)
「あるプロポーザルのときに、お施主さんから、どうしても入手したい資料があったんです。でもコンプライアンス上、難色を示されていて。そんなとき、今までだったら諦めていたんですが、そのときは、社内で一緒にこの案件に取り組んでくれているみんなの顔が浮かんで、“みんなのためにも絶対に引けない”と思えて。しかもそう思えたら、“こんなにみんなでいいモノにしようとしている、そのために必要な資料なんだから、お施主さんにとっても本来喜ばしいことだ”と捉えることができて、ひるまずにお施主さんにも期待することができた。社内の仲間たちとの集団意識が前進力になる、そしてその地平(延長)でお客さんとも同じ課題を実現する仲間になれる、そんな感覚がつかめたのが、今年のベストプレーです。」

意匠設計Yさん(40代)
「今年は大きな壁にぶつかった年で。有難いことに、期待される役割が一段上昇して、直接、お客さんや業者との折衝や説明を任されることも増えて。でもそこで改めて、今までいかに“自分の業務”の範囲でしか物事や課題を見ていなかった(応えていなかった)かを痛感して。そんな仕事の仕方では、今までずいぶん迷惑もかけてきただろうし、それだけ周りに助けてもらってきたんだと。もっともっと、課題全体、さらにはその課題の背景の期待や外圧を見て、仕事をしていけるようになりたいと思った1年でした。それに気付けたことに感謝と、その気付いたことを若手にも伝えていくことが役割だと思ったし、若手もそういう経験を積めるようサポートしていけるくらいの力をつけていきたい。」

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今後状況はますます厳しくなっていきますが、大転換期を乗り越えて新しい社会を作っていくのは、こういった人たちがいる会社なのかも(そうであってほしい)と思いました☆。・:・゚
 
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2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
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8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
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