日本を守るのに、右も左もない
285307 仮想通貨と国家の戦いが始まった! ビットコインは生き残れるか
 
匿名希望 13/12/20 PM10 【印刷用へ
最新のビットコインに関するニュースを紹介します。BLOGOSより
リンク
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
中国当局の規制強化でインターネット上の仮想通貨ビットコインが暴落した18日、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、新年から債券購入規模を月間850億ドルから750億ドルに減らすと発表した。

2008年のリーマンショック後、続けられてきた異例の金融緩和策を修正するもので、米国経済の回復と世界の基軸通貨ドル復活を改めて印象づけた。

欧州単一通貨ユーロ圏のキプロス金融危機、そして中国でのバブル発生で高騰したビットコインは12月初めに1単位当たり1240ドルという史上最高値を記録していたが、18日、一時455ドルまで下落した。

政府からも中央銀行からも自由な仮想通貨ビットコインと国家の第1ラウンドは、規制を打ち出した中国人民銀行(中央銀行)と異例の金融緩和策で金融危機を乗り切ったFRBに軍配が上がった格好だ。

中央銀行からの自由をセールスポイントとするビットコインの最大の弱点が、通貨の安定を守る中央銀行を持たないことだったというのは皮肉である。

しかし、ビットコイン取引の80%以上を手がける世界最大の取引所Mt.Gox(マウントゴックス、東京都)のホームページによると、18日、715ドルで始まった1単位当たりのビットコインは一時455ドルまで急落したが、599ドルで引けた。

ビットコインはこれまでにも何度か急落を経験しており、今回のチャイナショックから立ち直る可能性は十分に残っている。

ビットコインは2009年に誕生したインターネット上の仮想通貨で、流通量は2100万単位と限られ、これまでに1100万単位以上が流通している。

開発者はナゾに包まれ、日本人「中本哲史」か、または欧米のハッカー集団が開発したともいわれている。

定められたソフトを使ってビットコインをパソコン上で生成するのに約1年もかかるため、仮想通貨とはいえ、安倍晋三首相の経済政策アベノミクスのように景気良く「お札を刷りまくる」ことはできない。

さらにすべての取引記録はネット台帳で閲覧できる仕組みになっている。取引所での手数料はわずか0.6%。クレジットカード決済のような為替・事務手数料がかからないことから人気を集めていた。

政治や中央銀行から介入される恐れがなく、為替の手数料もかからないビットコインは、経済がこれだけグローバル化した現在、かなり魅力的な世界通貨になる可能性を秘めているのは間違いない。

中国やロシアなど政治リスクが大きい国の資産家が政府からの自由を求めて、ビットコインを通じて資産の海外移転をくわだてるというのは十分考えられるシナリオだ。

中国最大の取引所BTCチャイナでのビットコイン価格は13年1月から11月までの間に90倍以上も上昇。中国人民銀行は12月5日、中国国内の金融機関に対してビットコインを利用した金融サービスを禁止するとの通達を出した。

さらに、ネット上の第三者支払いサービス会社に適用範囲を広げたことがチャイナショックの引き金になった。

ビットコイン取引を規制した本当の理由はバブル懸念ではなく、人民元のコントロールが効かなくなるのを中国共産党が恐れたせいかもしれない。

ビットコインは「決済手段」としては極めて優れているが、これだけ価格が乱高下すると、「価値の尺度」「価値の保存」という通貨機能を欠いていたのは明らかだ。

その意味で、「ビットコインは通貨として認めることはできない。投資資産の1つだ」というノルウェー当局の見方は的を射ていた。

グリーンスパン前FRB議長は4日、ビットコインについて米ブルームバーグ・テレビジョンで「1年で90倍近く上昇した価格を維持するのは不可能だ。仮想通貨は通貨足り得ない」とバブル崩壊を予告。

金本位制の時代は金の保有量が通貨の信認を裏付け、現在は各国の財政や経済力が通貨の安定を支えている。ビットコインの場合、コンピューター・プログラムだけが信用の源泉になっている。

ただ、バーナンキ議長は、仮想通貨は効率性や安全性などが求められるとはいえ、長期的な価値があるとその将来性に言及していた。

確かにビットコインのコンセプトは、第二次大戦後、経済学者ケインズが提案した幻の国際共通通貨「バンコール」に似ている。しかし、バンコールを実現するには世界中央銀行のような国際機関が必要で、ビットコインが求める自由とは相容れない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
以上転載終了
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_285307
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
ミス大爆発⇒警戒心発の集中力はガタガタ⇒共認圧力発の集中力を形成するには?
トラブルの根底に指揮系統あり。全てをネットへ
隠蔽・言い訳・誤魔化しの横行によって崩壊する私権体制
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
新卒者向けセミナー「経営者が語る」〜これからの時代企業が生き残っていくのに必要な力は何か(前半)
新卒者向けセミナー「経営者が語る」〜これからの時代、企業が生き残っていくのに必要な力は何か(後半)
自主管理への招待(1)工業生産から意識生産へ。時代は今、歴史的な生産力の転換を遂げようとしている。
自主管理への招待(2) 社会は、生産力の転換によってしか根底的な変革を遂げることはできない
自主管理への招待(3) 生産から離脱させ、消費へと逃避させるだけの近代思想
自主管理への招待(4) 「頭の中だけの自己」から「実現対象」への追求ベクトルの転換
自主管理への招待(5) 否定し要求するだけの「閉塞の哲学」から、実現対象を獲得した「解放の哲学」へ
自主管理への招待(6) 実現思考とは何か
自主管理への招待(7) 労働の解放のために:自主管理の原則
学生に与う1 いま、社会の基底部で何が起きているのか
学生に与う2 私権の終焉と市場の縮小と権力の暴走
学生に与う3 新しい活力源は、周りの期待に応える充足
学生に与う4 先行して共同体を実現した類グループ
学生に与う5 共同体の母胎は女性が生み出す充足空間
学生に与う6 この行き詰った社会をどう再生するか
供給発のカギは、ゼロから新しい供給者を育成してゆく仕組み
新概念を使いこなせて、はじめて供給者になれる
「観念力を鍛えるには?」(1) 話し言葉と書き言葉の断層はどこから登場したのか?
「観念力を鍛えるには?」(3) 「理解する」とはどういうことか?
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(2) 学習観念が役に立たないのはなぜか?
出来ない、覚えられない
「みんなの成功体験」ならいくらでも積める
対面会議の欠陥
民主主義=会議という固定観念
集団統合の新たな仕組み:対面会議を超えて、全てをネットへ
企業革命の切り札は、社内ネット
経営者への提言:会議から社内ネットへ
行動方針4 まず身近な職場を改革してから、社会をどうするかを提示せよ
新時代を開くのは、共同体企業のネットワーク
共同体企業のネットワークをどう構築してゆくか
『類グループが勝ち続ける理由』〜まとめ〜
協同組合法:出資・経営・労働を一体化した働き方をしている人たちは10万人を越えている
「人口減少社会の衝撃!!これからの働き方はどう変わる?」〜今、なぜ労働法について考えるのか?〜
感謝の心を損なう「有給制度」に代わる、『有給休暇一括買取方式』

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp