>自分のしたい事を実現するよりも、イイ人、凄い人との中で、どんな職種でも一緒にやっていきたい、役に立ちたい、自分も成長したいっていう未知なる可能性に対する期待を感じます。
自己実現だけを考えているだけでは得られない意識が広がっていくことに可能性を感じられますね。
にもかかわらず、よく出社拒否の記事を目にします。いわゆる「会社に行くのが怖い」という症状です。精神科の治療を受けても治らない、治ったと思っていても再発する、という厄介なものなのですが、どうもこうした症状に陥る人は「弱音を吐けない、吐いてしまったら最後、会社でのマイナス評価につながるという不安、そしてその蓄積が徐々に膨れる」という悪循環が更に症状を悪化させているようです。
こうした症状は30代によく見られるそうです。競争の原理に苛まれ、会社での私権(地位)の獲得に奔走してしまわざるをえなかった結果ではないでしょうか。
人とのかかわりを極力遮断してきたことで逆に人とのかかわりを欲するようになってきたのではないでしょうか。
自己実現だけを見つづけていては活力も上昇しにくい、やはり人は人に収束していく、そのかかわりあいの中で本来の目指すべき道が見えてくる、そう思います。
ストレスとは人欠乏の中で起こるものではないか、そう感じます。
|
|