古代社会
282852 弱者が生き残った史実 〜共生という文化を持ったモンゴロイド〜
 
匿名希望 13/10/30 AM02 【印刷用へ
進化論の本質−弱者が適応種−が、人類史にも見られたという興味深い記事。黄河文明の遺跡から、コーカソイドのDNAが見つかったという。外見は似たようでも、中国人と日本人の気質が異なる点も妙に納得です。
以下、「ねずさんの ひとりごと」リンクより。

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さらに似たような話で、古代の漢民族と、現代の漢民族が人種が違うという、おもしろい話があります。
黄河文明の遺跡から出土する人骨のDNAを調べてみると、それらはモンゴロイドではなく、なんとコーカソイド、つまり白人種だったというのです。
これは東大の植田信太郎、国立遺伝学研究所の斎藤成也、中国科学院遺伝研究所の王瀝(WANG Li)らによる古代中国の人骨のDNA分析研究の成果です。

研究の対象となったのは、
1 約2500年前の春秋時代の人骨
2 約2000年前の漢代の臨シ(中国山東省、黄河下流にある春秋戦国時代の斉の都)遺跡から出土した人骨
3 現代の臨シ住民、です。
これらの人骨から得たミトコンドリアDNAの比較研究の結果によると、三つの時代の臨シ人類集団は、まったく異なる遺伝的構成を持っていました。

どういうことかというと、中国にはもともと揚子江のほとりに、稲作を行うモンゴロイドが住んでいたのですが、ある日、黄河の流域に、大型の動物を追ってやってきたコーカソイド(白人種)が住み着くわけです。
白人種たちは、大型動物を捕って食べますから、大型の武器を持っています。住まいは竪穴式住居です。
モンゴロイドたちは、農耕文化ですから、武器ではなく、クワやスキを手にしていて、武器を持ちません。住まいは、食料保管のために高床式住居です。

その武器を持たないモンゴロイドのところに、ある日、武器を持った白人たちが現れる。法のない時代に、武器を持った者たちは、武器を持たない者たちの前では、まさに超人です。
モンゴロイドたちは襲われ、食べ物を奪われ、女性たちは強姦されたことでしょう。

そんなことをされたら、モンゴロイドたちだって黙っていません。復讐のために武器を手にして、コーカソイドたちに戦いを挑みます。互いに殺され奪われた恨みがきっかけの戦いです。戦いは凄惨をきわめたことでしょう。

こうして春秋戦国時代が始まります。
双方の種は、互いに大軍を率いるようになり、凄惨な殺し合いと強姦が起こる。
結果として、白人種とモンゴロイドの血が混じり、彼らの外観は、数の上で圧倒的多数であるモンゴロイドに近いものとなりました。

このことは、南米の歴史によく似ています。
アルゼンチンやウルグアイは、白人種によって先住民族のモンゴロイドがほぼ完ぺきに抹殺されたため、いまでは外見は完全に白人種の国家となっていますが、エクアドルやペルー、ボリビアなどは外見はモンゴロイドの住民たちの国となっていますが、彼らは100%白人種との混血です。

この違いは、要するに先住民族の女たちが手当たりしだい強姦されたあげく子を産む前に全部殺された国と、手当たり次第強姦されたけれど、それが全部には至らなかったという違いです。
南米が白人種によって征服された時代は、銃の時代です。
けれど、中国大陸で白人種とモンゴロイドが争った時代は、いまから4000年ほど昔で、まだ弓槍の時代です。
カタチとしては、エクアドルやペルー、ボリビアなどと同じく、外見はモンゴロイドになったわけです。

面白いのは、現代の臨シ住民のDNAです。
彼らの中には、ミトコンドリアの中にだけ、コーカソイドのDNAが発見されます。
これが何を意味しているかというと、ミトコンドリアのDNAは、母親から娘にしか遺伝しません。
つまり、現代漢民族のDNAには、ミトコンドリアの中だけに、白人種のDNAが含まれているのです。

これが何を意味するかというと、要するに血の気の多い、コーカソイド系の人を殺すことを何とも思わない男たちのDNAは、殺し合いの結果、自滅してしまい、結果として女性から女性に遺伝するミトコンドリアDNAの中にだけ、大昔の征服者であるコーカソイドのDNAが残っているわけです。

いまでも漢民族は、先天的に殺し合いが好きな民族ですが、これは彼らがまさにコーカソイドとモンゴロイドの種の殺し合いの中で、生き残ってきたDNAを持つ民族だから、ということができます。

中国におけるこうした流れは、カンブリア紀のような1億年という途方もない長い時代の流れではなく、約4000年という短期間に起きた現象ですが、この流れを俯瞰してみると、もしこれを対立と闘争という淘汰論(進化論)で語るとするならば、勝ち残るのは強いコーカソイドでなければならず、現代漢民族の外見も、コーカソイド系(白人系)とならなければならないことになります。

ところが実際に生き残ったのは、モンゴロイド系の外観です。
つまり、弱い方が生き残ったわけです。

これは実におもしろい変化といえます。
なぜなら、対立と闘争という淘汰論で説明のつかないことが、共生論なら、簡単に説明がついてしまうからです。
つまり、闘争し対立し殺し合う種は自滅し、共生する種が最後には生き残る、ということを示しているからです。

生物の進化は、社会科学に応用され、ダーウィンの進化論に始まる対立と闘争による社会の進化ということを基軸とした社会主義、共産主義国家として、まさに力の正義を振りかざして猛威をふるったソビエト社会主義共和国連邦は、大正11(1922)年に成立し平成3(1991)年に崩壊しました。
わずか69年の短い国家でした。

いま、生き残っている社会共産主義国は中共と北朝鮮ですが、中共が建国からすでに64年、北朝鮮が65年です。
おそらくこの両国とも、あと4〜5年で国家が崩壊することでしょう。
つまり、大切なことは、「対立と闘争」ではない、ということなのです。

いっけんひ弱に見えたとしても、「共生」を大事にする種が、結果として生き残る。
だからこそ、「共生」を根っこに置く日本は、建国以来2700年経っても、いまだに日本のままです。
このままいけば、カンブリア紀の1億1000万年を生き残ったピカイヤみたいに、日本は1億年、その後の時代もだから5億年(?)でも存続し得るかもしれません。
「共生」の文化というのは、それだけの、実は「強さ」とは違う「勁(つよ)さ」があるのです。

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※原文中、「支那人」とあった箇所は「漢民族」に、「支那」は「中国」に変換しています。
 
 
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