マスコミに支配される社会
281885 書籍「電通の正体」〜ポイント要約1
 
匿名希望 ( 40代 会社員 ) 13/10/04 AM00 【印刷用へ
以下 破壊屋-日本を取戻すためのLog- リンク から引用します。

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電通のお勉強★1

電通を世界トップ(単体での売り上げ)の巨大広告代理店に仕立て上げたパワーの源は、電通が抱える人脈にあると言われている。
「石を投げれば有名人の子息に当たる」と揶揄されるほど、政界や経済界のみならず、芸能関係者や文化人の縁戚関係者がいる。
そうした社員の著名人ルートやブランドを利用し、大クライアントや国策イベントを手中に収めてきたのだ。
顧問は重鎮の宝庫
電通の華麗なる人脈図の片鱗をうかがい知ることができるのが、顧問の面々だ。
証券取引法上、相談役や顧問は、職務等から見て取締役や監査役と同様に実質的に会社の経営に従事していると見なされなければ、役員にはならないと解される。
このため公表義務のない顧問や相談役が外部に知られることはまれだ。
この顧問には、成田豊をトップに、副社長や常務経験者など、電通プロパーの重鎮たちが名を連ねている。
だが、特筆すべきは、社外から吸引されたメンバーたち。
まさに、人材の宝庫とも言えるお歴々だ。

電通のお勉強★2

まず、中曽根康弘元首相の名前が見つかる。
中曽根は、二〇〇三年二月の衆議院選挙で引退を余儀なくされた。
その後、この自民党元最高顧問はひっそりと電通の顧問に就任した。
そもそも中曽根は、広告代理店で言えば東急工ージェンシーに近い政治家。
東急の五島昇元会長が友人であるし、前野徹元社長も頻繁に電話をかける友人だった。
一九八五年に中曽根が仕切った建国記念の日の祭典は、東急工ージェンシーが手がけている。
そんな元総理が民間天下り、しかも電通顧問とはなんとも奇妙であるが、道筋をつけたのは、第八代社長の木暮剛平(現相談役)と言われている。
両者は群馬出身で、いわば同郷のよしみで縁が深い。
八五年九月四日、ホテルオークラで開かれた木暮の社長就任披露パーティーにも、中曽根は首相在職中の身で駆けつけ、華を添えた。
だが、中曽根顧問就任に全国紙や民放は無言を決め込んだ。
報じたのは、『週刊現代』(〇四年四月三日号)の一誌だけである。
中曽根の働きぶりはどうなのか。
電通社員によると、「会社に来た姿は見たことはないですね」。
いったい顧問として何をやっているのか。
この点について中曽根事務所は「引退後、世界平和研究所をやっている関係で、電通総研の顧問ということで引き受けた。
報酬はプライベートなことなので答える義務はない」と回答している。

電通のお勉強★3

電通顧問には高級官僚の天下りも目立つ。
元通商産業(現経済産業)事務次官の福川伸次もその一人。
一九九四年、子会社の電通総研研究所長(〇三年に退任。現在は顧問専任)との兼任で顧問に就任した。
ちなみに電通総研の初代所長は、元通産審議官の天谷直弘。
通産官僚の天下りが総研のトップを歴任した格好になっている。
「博報堂の大蔵ブランドに対抗するために電通は通産官僚を受け入れた」と社内の事情通は語る。
業界二位の"ライバル"博報堂では、元国税庁長官の磯邊律男(博報堂相談役)、大蔵省銀行局長の近藤道生(勧博報堂児童教育振興会理事長Vと大蔵官僚(現・財務省)が二代続けて社長に送り込まれている。
さらに、〇一年に顧問に就任した金重凱之は、元警察庁警備局長。
電通が手がけた二〇〇〇年の沖縄サミットの警備の責を担った人物である。
古くには、皇宮警察本部長を経て、初代内閣広報官に抜擢された宮脇嘉介も電通の顧問だった。
関係筋によれば、「広告業の管轄省庁であり国際博覧会(万博)も管轄する通産省をはじめ、国策イベント警備など、業務上、関わり合いの深い警察庁・警視庁や防衛庁の事務次官、本部長・局長クラスの天下り指定ポストになっている」という。
〇一年の東京証券取引所上場に際しては、国際通で知られる日本銀行理事出身で元日本輸出入銀行副総裁の南原晃を社外顧問に迎え入れた。

電通のお勉強★4

他に注目すべき人物はピーター・ユベロスだろう。
ユベロスは八四年のロサンゼルスオリンピックの組織委員会委員長であり、公式スポンサー制度をオリンピックに初めて導入して、スポーツビジネスに昇華させた人物である。
メジャーリーグコミッショナー時代も電通とは縁が深かった。
現在は米オリンピック委員会の専務理事を務めているスポーツビジネス界の大物だ。
ビジネスで関係した人物を、退任後は特に仕事もないだろう顧問に天下らせ年間推定数千万円の見返りを与える仕組みである。
そこには電通が政府広報や国策イベントを集中的に受注している構図が浮かび上がってくる。
社外監査役も各界ににらみの利く面々だ。
昨今のプロ野球騒動で"敵前逃亡"した根來泰周(日本プロ野球連盟コミッショナー)は消費者機構日本の初代会長に就任した。
企業のアリバイづくりには最適な人物とも言える。
元公正取引委員会委員長なので、「電通の一業種複数社制」「広告取扱いの寡占状態」問題にも力を発揮することになろう。
同じく社外監査役の摩尼義晴は電通のメインバンクである第一勧業銀行(現みずほホールディングス)の元副頭取。
また、島田晴雄は竹中平蔵経済財政相とともに慶応義塾大学ではきた。
観光立国懇談委員会委員も務めている。
「政府寄り」の学者とも言われて有名人子弟の囲い込みこれらエスタブリッシュメントの顧問や監査役は"電通マンパワー"の氷山の一角にすぎない。
現に活躍している当人たちだけではなく、子息や親戚筋など、その周囲に張りめぐらされている電通の人材ネットワークにこそ、奥義があるのだ。
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つづく
 
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