現代意識潮流を探る
280393 高校生の約7割が社会は明るいと感じておらず。半数以上が自分自身の将来イメージは明るいと感じている 〜高校生意識調査より〜
 
渡邊真也 ( 36 神奈川 建築設計 ) 13/08/28 AM08 【印刷用へ
「将来の社会には明るいとは思わないが、自分の未来はやや明るい。」
高校生の意識調査結果からわかったことは簡単にいってしまうとこのような内容だ。社会と自分の繋がりはどうもリアルではないようだ。


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2012年に行われた、高校生の意識調査結果より。
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■高校生の3割が、社会人になるころの社会は明るいと感じている。
・明るくない69.4%>明るい30.6%

◇明るいと感じる理由(フリーコメントの抜粋)
〜景気回復や震災復興への期待などが目立つ〜
景気回復
「不景気と好景気は交互に来るものであるから、そろそろ景気も良くなるであろう」(東京/女子)
「30年周期で景気がよくなるときいたから。そろそろかなと」(愛媛/女子)
震災復興
「震災から復興していく日本を見て、これから明るくなっていくのかなと思った」(埼玉/女子)
「震災からの復興をがんばっているから、今より明るくなると思う」(新潟/女子)
国際化
「国際化が広がり、外国人とのコミュニケーションが当たり前になっていると思う」(静岡/男子)
「グローバル化の中で、様々な国の人たちと交流があると思うから」(東京/男子)
◇明るくないと感じる理由(フリーコメントの抜粋)
〜不景気・就職難や少子高齢化、環境問題などへの不安などが目立つ〜
不景気・就職難
「今の不景気から立ち直れると思えない。高校の先生も言っているように、大学を出たところで就職で
きるかどうかわからない」(新潟/女子)
「経済復興はリーマンショックから3.11やギリシャの経済危機などで良くなる素振りが全くないから」
(福岡/女子)
「どんどん景気が悪くなり、企業が海外に出て行くと同時に、日本で外国の企業が大きな力をつけて
いっているのをみると、技術や質で戦ってきた日本にとって勝ち目がなくなってしまうのではないか
という経済の不安」(福岡/男子)
少子高齢化・年金問題
「少子高齢化が進み、雇用も促進されず若者が働きづらい社会になる可能性が大きい」(東京/女子)
「少子高齢化で年金の問題が解決していないから」(東京/男子)
環境・エネルギー問題
「地球温暖化によって世界各地で異常気象が問題になっているから」(大分/男子)
「現在問題視されている原発などのエネルギーの問題は、地球全体の問題であり、この問題をどう解決
するか」(愛知/男子)
明るい社会をイメージできない
「私が社会人になるころの社会については、私自身が明るい社会を知らないから、イメージすることが
できない。もっと暗くなる想像しかできない。全然明るくない」(栃木/女子)
「私達の世代は不景気不景気と言われ続けるなかで育ち、もともと社会に期待がない」(千葉/女子)


■高校生の半数以上は、自分自身の将来イメージは明るいと感じている。
・明るい55.4%>明るくない44.6%
◇将来就きたい職業・目指したい職業について、検討が進んでいるほど、
自分の将来について明るいと感じている高校生が多くなる。
・希望職業検討状況別の、将来イメージが明るいと回答している高校生の割合
就きたい職業・目指したい職業が決まっている70.0%
就きたい職業・目指したい職業の候補がいくつかある56.2%
自分に合う職業が何か探しているところ46.3%
将来の職業について考え始めたところ39.5%
まだ先のことなので、全く考えていない35.6%
 
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