子育てをどうする?
280142 アメリカ・インディアンに学ぶ子育ての原点〜自分のまわり全てが学校。大人をまねる勉強
 
あしか ( 24 宮城 設計職 ) 13/08/18 PM11 【印刷用へ
※GROWING UP INDIAN(Evelyn Wolfson)より引用

子どもの教育は、現代の日本において、深刻な問題となっています。

責任ある行動をとれる一人前の大人になるには、どうしたらよいか?

共同社会のメンバーとして貢献し、自分や家族を大切に暮らすには?

年長者を敬う心、自分たちの文化を守る気持ちをそだてるは?

これらが全て出来ていた民族、アメリカインディアンに
子育ての原点を学んでみます。


インディアンの子どもたちは、昼下がりにお昼寝をさせられることもありませんでした。
おなかがすいたらいつでもそこには食べるものがありました。
お尻をぶたれることもありません。
それに、学校になんか行かなくても良いのです。
それでもちゃんと一人前の責任の取れる大人になることができましたし、自分の属する共同社会には、メンバーのひとりとして貢献することもできました。

とりわけ重要なのは、インディアンの子どもたちがなにを学んでいたか、ということです。それが下敷きとしてあったからこそ、自分や家族を大切にできたのです。
インディアンの子どもたちの教育は、学校というものを必要としませんでした。
知らなくてはいけないことは、なんであれ、周囲の大人たちのすることをじっくりと見て、学ぶことが出来たのです。
子どもたちは大人たちのまねするのを楽しんでやってました。

<中略>

歩きはじめるようになった赤ちゃんは、よちよちどたどたと勝手気ままに野営地のなかを走りまわることが許されていました。部族じゅうの女性が、よちよち歩きの赤ちゃんには常に気を配ってくれます。だから、何かがあればどこからかさっと助けの手が出てくるのです。すこし年上の子どもたちも彼らと一緒に遊びます。遊ぶおもちゃは祖父母がつくってくれました。部族中の誰もかもが、よちよち歩きの子どもたちの探検の付添い人でした。万一、その子が野営地を離れたり、問題を起こしそうなときには、年上の子どもたちや大人が正しい道に戻してくれるのです。

子どもたちは5歳か6歳くらいになると、大人の世界で生き抜いていくために必要なさまざまな技術を習得するための学習が始まります。そうした技術を勉強するもっともやさしい方法は、両親や年長者たちのすることをまねることです。
一番の先生は祖父母でした。おじいちゃんやおばあちゃんなら知識も豊富でたよりになりましたし、なによりも自由な時間がありました。また少年たちは部族の男性たちから、少女たちは部族の女性たちから学びました。少年の中には、自分の母親の兄弟であるおじさんたちのなかのひとりと特別な関係を築き上げ、彼らから魚とりや猟を学んだり、特別な贈り物にあずかったりする子もいました。
女の子の先生は母親だったり、祖母だったり、おばたちだったり、姉だったりします。彼女たちの中には母親の姉妹であるおばさんたちのなかの一人と特別に親しくなって、いろいろと教わる女の子もいました。


先人を真似て、学ぶ。
たったこれだけのことで、一人前の責任の取れる大人になることができ、自分の属する共同社会には、メンバーの一人として貢献することも出来たインディアン。

その姿勢をまねることには、可能性がありそうですね☆
 
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