健康と食と医
278313 自然の摂理(陰陽)から生まれた「食」と「医」
 
橋本宏 ( 20代 大阪 会社員 ) 13/07/05 PM09 【印刷用へ
科学技術のない時代、先人は「自然の摂理」を読み解いて、私たちとは比べ物にならないほど、自然から学び活かしてきました。そして現代とは異なり、その「自然の循環」の中に、身体を委ね、食と医を確立していました。
先人の知恵に学ぶためにも、その土台となっている「陰陽」の考え方について分かりやすくまとめているサイトがありましたので、紹介します。

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※
「医食同源・食養・陰陽食」(リンク

●陰陽と食養

東洋では古くから「万物は陰陽よりなる」という哲学があります。
陰陽道の安部清明や、修験道の役小角の山岳信仰や山伏陰陽があり、一枚の葉っぱのように表と裏が表裏一体陰陽のバランスを取り自然と調和をして秩序を保つ。

陰陽の関係
  陰  (月)  (天) (曇り) (冬) (女性) (植物)
      ↓    ↓    ↓   ↓    ↓    ↓
  陽 (太陽) (大地) (晴れ) (夏) (男性) (動物)  
 

それが食でも同様で、陰と陽との食品に分類されバランスが崩れるとなんだかの病気が発生する。
「食養」という言葉は、明治時代の医師である石塚左玄(1851〜1909)がはじめて使った言葉で、毎日の食事によって病気を予防し治療をしようとするもので医食同源な考えで、インドのアーユルベーダーとも関係する。
水戸光圀公「救民妙薬」は397種類の妙薬の使い方を確立。
貝原益軒「養生訓」は5000項もの生活全般のカルテがある。

人生の楽しみ方を細かくまとめられたもの。
そして、有名なマクロビの元祖の桜沢如一氏の「新食養療法」
マクロ・・・・・・・・・大きな
ビオ・・・・・・・・・・・生命
テイック・・・・・・・・術・学
「偉大な生命の学び」「健康長寿法」「自然に即した命の在り方」

●陰陽の基本

基本は、
@食本主義・・・・・・・健康の基本は食。病気の原因も食にある。
A人類穀食動物論・人間は穀物を主食にするようにできている。
B身土不二・・・・・・・土地の環境にあった食事をすることで心身も環境も調和する。C陰陽調和・・・・・・・陽性のナトリウム
            陰性のカリウム
            そのバランスが大切で崩れると病気となる。
D一物全体・・・・・・一つの食品を丸ごと食べることによって
            陰陽のバランスをとる。
F健康的な食品・・・科学的に合成された不自然な食材でない。
            添加物や農薬が使われていない食材。
            自然に近い清らかな流れる水の使用。
Gよく噛んで(50回)、手を加え過ぎない、和の食材や調味料を主に使う。
H単糖類や二糖類炭水化物は、極力とらない。(砂糖、黒糖、果糖、純正でないもの)

●陰の食べ物、陽の食べ物

ミネラルのカリウムが多い食品を陰として、体を冷やし緩める働き。
ナトリウムの多い食品を陽として、体を温め引き締める働き。
そして、その中間に位置する中庸が最も理想的なバランスとする。
ただ陰陽の食品に分けていても調理の仕方や食べ合わせによって絶対的な陰陽は存在しない。あくまでも目安であります。

アルカリ性食品と酸性食品とでは、アルカリ性食品が良いイメージがあり必ずしもそうではないようです。陰性アルカリ食品は、血を薄めて免疫が低下、スタミナを落とすことがあり女性が摂り過ぎると低体温、生理不順、無月経となる。自分のカラダが陰か陽か中庸かを見分ける必要があります。

●陰の身体、陽の身体

陰性体質・・・体温が低く、手足が冷たい、
        頭がフラフラ、目がクラクラする。
        陽性の穀物を摂取し、味噌、醤油を食べていくと
        中庸体質となる。
陽性体質・・・体温が高く、血圧が高い。
        陰性の青い野菜、白い野菜などお浸し、
        和え物で食べると中庸体質に向かう。
中庸体質・・・36,5度の体温でバランスが取れていて
        元気で活発な状態。

味噌や醤油、自然塩は極陽性でアルカリ性食品で、造血し浄血作用があり、血がキレイになり細胞も内臓も元気になる。理想が「一汁一菜」玄米ごはん+具だくさん味噌汁+お漬物そんな食事が理想に近い。

●食べ物との関係性

@肉を食べると、生野菜が美味しく感じて、食後に甘いものが欲しくなる。
A肉を食べ過ぎるとカロリー過多で体温が上昇し、体温を下げる生野菜や果物やデザートが欲しくなる。だが中庸とはならない。
B肉は極陽性の強酸性食品で、スイーツの砂糖は極陽性の酸性食品。
 なので動脈硬化をさせ血圧を上げ、心臓、肝臓、膵臓の機能を低下させる。
C極陽性の酸性食品の砂糖は、血液を溶かして崩壊させ、静脈の流れを悪くさせ胃腸の低下を招き病気の進行となる。
D白砂糖は百害あって一利なし」
 肉を食べると甘いものが食べたくなる。甘党の人は、
 よく肉を食べる。
 卵や、赤身の魚も極陽性の酸性食品です。

アトピーの人は、比較的に肉食で甘いものを好み、喉が渇き、冷たい飲み物や水分を摂り過ぎている傾向があるようです。発汗や代謝も悪く、血の流れも良くない。
ストレス食いをしてより腸や内臓の働きが鈍り、血が汚れてくる。食事も白米や精白食品を好んで食べていて、卵や乳製品の過剰摂取バランスを欠いた結果が悪化を招くようです。

●陰陽と「米」の関係

「米」という字は陰陽の調和を表した「十」と、更に天に向かって腕を上げたような2本の線が左右に広がり、下の部分は大地に根をはる2本が伸びている。天に向かう陰、地に向かう陽「十」という調和した文字に、陰陽を重ね「大調和」が「米」でありエネルギーがが「込め」られてる。

「気」は「氣」 大切な氣の働きで、やる気・元気・気分がいい・気力・気がある・・
「メ」でなく、本来は「米」という字で、米であり大調和であり根源のエネルギー。

アトピーに役立てられる陰陽の食のお話です。
奥が深い陰陽の世界もっと勉強しますね!
日本人の先人の叡智の見直しが盛んになっていることはいいことです。

(以上)
 
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