さすが「秀作」ですね。知的な女性の、社会構築についてのお考えに感服しました。
青年期にある著者の目が、理想と現実のギャップを解き明かしていくことに、若々しさを感じました。前提として共認事項が掲げてありましたので、それらを確認しないとはっきりしたことはわかりませんが、固定観念とエゴが、個人・団体・企業などの段階で行動の限界を作り、理想的な行動をする際に、足かせとなって作用している、というふうに読み取りました。
この切り口で問題を認識することに原則共感します。
固定観念とエゴについてどのようなお考えかを知りたくなりました。生物としての自然感情から脱却するために、あるいは、歴史の偶然性(見方によれば必然性)から脱却するために、理性をもって「考える」、そして理性が合理的であるために、理性を近づけていくべき「何か」が存在しなければならない、だとすればそれは「何」なのでしょうか。著者の見解を知ることのできる論文が、他にありましたら教えてください。
ここで「自然感情」という言葉を作りましたが、理性の近づく方向が「自然」でしたら、「脱却」は矛盾しますので、そのときに訂正します。
ここで笑みを浮かべる私がいます。この笑みは喜びから発せられました。投稿されるみなさんの真剣さが、久しぶりのさわやかさとして感じられる、さび付いていない自分に対しての喜びと、仲間(ライバルかもしれません)と論客がいるという喜びです。
ともすると真実や理想を突きつけられると、頭の中が真っ白になり、本人の自主性は失われます。生徒を教えていて、必ずしも本当の教えが最善の教えとはならないこともあります。しかし、私たちが考えるのをやめて、誰が考えるのかというほど、世間では考えるのを休止しています。私は考えることや場所の提供による利点の他に、気持ちの面でも、るいネット様(とりわけ宮川様)と親しくさせていただきたいと考えています。
前向きに思い込むことが私の本質ですので、拙速な発言内容があるかもしれませんが、最上級の信頼をサイトの皆様と仲間の皆様に捧げたいと思います。 |
|