学者とマスコミはグルで頭脳支配
277629 『学ぶ』中身を本気で考える時機に来ている
 
橋本宏 ( 20代 大阪 会社員 ) 13/06/10 PM10 【印刷用へ
>共同体では、まず第一に、自然の摂理に学び、部族の歴史に学び、先人の経験に学ぶことが、根本規範となっている。(256228

>「民主主義は正しい」と信じ込まされた人々は、『まず学ぶ』という根本規範を踏みにじり、身勝手な要求を掲げて恥じない人間と化す。その先鋒となったのが、金貸しが生み出した共認支配の専門家たち=学者や評論家やジャーナリストである。彼らは現実と直対することから逃げて、もっぱら書物から学んで専門家となった連中である。(256228


「学び」は私たちの意識や価値観をかたちづけるものであり、「何を学ぶべきか?」その中身によって、社会の役に立てる意識が生まれるのか?むしろ社会の弊害にしかならないのか?その分岐点となる重要な選択です。

社会の役に立つ活きた「学び」とは、上記の文章にもあるように、歴史的な外圧状況⇒適応過程の進化の積み重ねと、そこから生まれた先人たちの原理や知恵(経験)です。

@かつての外圧はどのようなものであったのか?(歴史的事実)
Aその外圧を突破するための、原動力(活力源)は何であったのか?
Bその外圧を突破するための、成功体験(原理)は何であったのか?

今、目の前にいる先人であれ、今は亡き先人であれ、私たちが学ぶべき対象は上記のような「現実に起こった壁(課題)」をどのように突破してきたのか?という歴史体験とその構造です。

また、「学びの深さ」と、次代を予測する仮説思考の豊かさはおそらく比例していると思います。つまり明確な方針を立案するためには、目の前に起こっている現象だけでなく、近代←人類←生物史に遡って歴史をさらに学んでいくことが、経営者あるいは社会人には求められている能力だと考えられます。


一方で、学校教育を始めとする日本の教育システムは、以下のように、現実とはかけ離れた事象を寄せ集めたものであり、社会を閉塞に追いやった元凶ともなっています。
平等などの現実にはあり得ない近代観念に基づく「国語や道徳」、実際の環境とは切り離された画一環境による実験から生まれた「科学」、支配階級や金融資本家などの支配の構造を隠している「社会」など、都合の良い観念から作られた知識は社会の弊害にしかなりません。

また、受験のための知識の詰め込み教育は、表層的に知識を身につけることであり、社会で必要とされる、ものごとの背景や原理に想いを寄せる能力の弊害にもなっています。

これだけ社会がガタガタになってきている時代の中で、何を学ぶべきか?
私たちは、本気で考えねばならない時機にきていると思います。
 
  List
  この記事は 256228 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_277629
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
282242 菩薩は智慧を実践する ロコ 13/10/13 PM10
281680 なぜ、自社の歴史に学ぶ必要があるのか? 朝日大和 13/09/29 AM00
281400 灘校の国語教師、故・橋本武が教えた『学ぶ力』 たっぴ 13/09/21 PM10
280483 知識よりも、学ぶ習慣。自考型の学習が人材の成長につながる。 funikura arch 13/09/01 AM08
278091 社会問題が解決しないという現実と、その問題を引き起こしてきた学問を学ぶという断層は・・ 匿名希望 13/07/01 PM03
277642 「外圧=内圧」を学ぶことで「学ぶ」ことができる 石井敦士 13/06/11 PM07
277636 学ぶ≠知識の習得、学ぶ≒歴史や先人から成功体験を学ぶ 本田友人 13/06/11 AM08

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp