健康と食と医
275376 ブラック缶コーヒーに入っているものはコーヒーだけではない
 
りんいちろう 13/04/22 AM08 【印刷用へ
 普段コーヒーを飲むときは砂糖もミルクも入れないので、缶コーヒーも
ブラックを選びます(余計なものが入っていない分、健康にも良さそうなので…)。しかし、缶の表示をよく見るとコーヒー以外にも色々入ってます。香料、乳化材、シリコーン…、気になったので調べてみました。


・香料

 香料は缶コーヒーの性格を決定する大きな要素となる。コーヒーの香り自体が熱に対して非常に弱く揮発しやすい(特にロースト感の消失が著し
い)デリケートなものであるため、製造時の熱処理が多い缶コーヒーにお
いては、香料による補完の必要性が生じる。そのためコーヒー液そのもの
の香りというよりは「挽きたての豆の香りが充満した部屋」のようなイメ
ージで調合されることが多い。
→「挽きたて」や「炭火焙煎」、「アロマ」などと謳っている製品にはほぼ間違いなく香料が入っています。


・乳化剤

乳化剤は乳成分とコーヒー液の分離を妨ぐ。初期の缶コーヒーは乳成分が
分離することがよくあったため、よく振ってから飲用しなければならなかったが、乳化剤の発達により振る必要はほぼ無くなった。また、自販機による加温販売に伴い、耐熱性細菌(C. thermocellum)による酸敗事故が発生するようになったが、加熱殺菌による殺滅は実質不可能なため『ショ糖脂肪酸エステル(成分表記上は乳化剤)』の添加による抑制がとられるようになった。
→そういえば昔の缶コーヒーは「よく振ってお飲み下さい」という表示があったような…。乳化材はミルクコーヒーに使われるだけかと思っていましたが、ブラックにも入っています。豆から挽いたコーヒーには油成分が浮いていることがあるのでこれを防ぐ目的だと思っていたのですが、主目的は上記のような殺菌効果のようです。


・シリコーン

 シロキサン結合を骨格とした高分子有機化合物(ポリマー)の総称。食品には消泡材の目的で添加されることが多い。「ポリジメチルシロキサン」という化学物質は防腐剤の一種として使われる。
→中が見えない缶コーヒーになぜ泡消材が必要なのかと思いましたが、乳化材として添加されるショ糖脂肪酸エステルと同様に防腐材としての効果があるのですね。確かに表示に「防腐剤」と書いたら誰も飲まないでしょう。

 
 これからは、缶コーヒーを買う前に表示を気にして見てください。成分がコーヒーのみで無添加のものもあります(UCCブラック無糖など)。個人的な見解ですが、元がコーヒー豆販売から始まったUCCは無添加のものが多く、JTのようにタバコ、化粧品で香料を使うことに長けた会社は香料を使う傾向が高いです。又、コカコーラ、サントリー、キリン等の清涼飲料メーカーは乳化材やシリコーンなどの添加物が入っている確率が高い気がします。

参考
ウィキペディア:リンク
缶コーヒーマニア:リンク
 
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286969 『朝一番の缶コーヒーは危険!?』 匿名希望 14/02/04 PM10

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