西洋医療と東洋医療
274316 「ワクチンによって伝染病が克服された」は、官僚・学者・マスコミが作り上げた虚構にすぎない!
 
大島健男 ( 30 埼玉 会社員 ) 13/04/05 AM10 【印刷用へ
1948年の10月〜11月にかけて、京都・島根でジフテリアの予防接種を受けた幼児84名が死亡するという大惨禍があった。この「ジフテリア禍事件」は、世界史上最大の予防接種事故であるにもかかわらず、一般的にはまったくといっていいほど認知されていない。
※事件の経緯や、事故原因の詳細について→リンク

この事件の被害者である田井中克人氏、和気正芳氏らが、2004年から、裁判記録、京都府資料、厚生省資料とGHQ文書を再調査し、「ジフテリア禍事件」の原因が、これまでの定説とは異なって、国の検査体制と予防接種政策にあること、米軍の軍事政策とも関係することを突き止めています。

その後、現代に至るまで、ワクチン接種の副作用による被害は後を絶たず、原因の究明も不十分なままに、うやむやにされ続けています。現代においても、このような薬害を繰り返して改めることのない隠蔽体質は、「ジフテリア渦事件」の頃と何ら変わるところがありません。

官僚・学者・マスコミによる共認支配を、これ以上許してはなりません。

いのちと暮らしを考える会 リンクより引用(※図は引用元を参照してください)
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予防接種について ジフテリア統計図表の虚構 和気正芳

1948年ジフテリア禍事件の経過は、言語道断な人命の軽視だが、その根拠になっているのは予防接種が伝染病の撲滅に絶対的な効果を持つと言う信仰である。

霊験あらたかな予防接種の完遂のためには多少の犠牲はやむを得ないとする思想は現在も生き残っている。予防接種による伝染病の克服は現代医学の疑うことなき成果であり、これにより証明された医学には途方もなく大きな金額を費やする事が正当とされているのである。
(中略)
図1は、こういった実例として挙げられるジフテリアの発生率のグラフである。インターネットを検索すればあちこちに引用されているが、大元は国立感染症研究所から「感染症発生動向調査週報」として発行されている。かつて猛威を振るったジフテリアは予防接種の様々な工夫により、ついに絶滅に近いところまで克服された。

そのようなことを如実に示すためのグラフであるから、大抵の人はこのグラフに強い説得力を感じ、現代医学の成果を納得するだろう。ジフテリア発生率は明らかな右下がりで、十万人からゼロにまで激減の跡が見える。
しかし、実はこのグラフにはトリックがほどこされているのである。

縦軸の目盛は均等ではなく十、百、千といった対数目盛のようになっている。
(中略)
このグラフの目盛は対数目盛ではない。対数目盛ならば、小さい方は十、十分の一、百分の一と続き、ゼロにはならない。

このグラフではいきなりゼロが現れる。結果的に、このグラフは上のほうを極端に寸詰まりにした不可思議な目盛を使ったグラフと言うしかない。これはグラフの下のほうだけに着目させるトリックである。

横軸にも作為がある。このグラフは1945年から始まっている。もちろん、グラフというものはどこかで切らねば始められない。

しかし、このように10年で1桁の減少というグラフは、その起点が問題になる。10年で1桁の減少と言うことは、過去に遡れば10年で一桁増えることになるから、このグラフを一番変化の激しい1945年で切ってしまうと、何十年か前には日本人全員がジフテリアだったことを想定してしまうことになるのだ。

だから、理由も無く1945年以前を書かないということが作為に当たるのである。もちろん戦前にもデータはあり衛生局年報という形で毎年出版もされているから、データがないなどとは言えない。

では、普通の均等目盛で、戦前のデータも含めたグラフを作るとどうなるか。図2がそのグラフである。

社会医学研究23号の拙稿「1948年ジフテリア禍事件の原因論」に発表したものであるが、全く同じデータに戦前の部分を付け加えただけである。同じデータでも全くちがったグラフが描ける。

そして、このグラフからは、予防接種の有効性が全くちがった様相で捕らえられる。まず重要なことは、ジフテリアが戦中に猛烈な勢いで蔓延したことである。日中・日米の15年戦争では多くの成年男子が戦場で死に、女性・老人は空襲で死んだ。子どもたちは、栄養不足の中でジフテリアを始めとする伝染病で死んでいったのである。 そして、敗戦とともにジフテリアは急激な減少を見た。
(中略)
1944年がピークで8月に終戦があった1945年にはすでに発生率が低下している。まだまだ生活の苦しい時ではあったが、全ての力を戦争に取られていた時期と違って、生きるために力を注いでも良くなった事が大きい。

それだけでジフテリア発生率は減少し、1948年にはすでに桁違いの発生率に減少していた。この時期の発生率減少は栄養状態と暖房の改善が大きかったことを示している。ジフテリア禍事件は、緊急性のない時期に無理な予防接種を行った結果である点がさらに痛ましい。

では、予防注射の効果は図2のグラフでどのように現れるだろうか。
ジフテリア禍事件で開始が遅れ、実際に予防接種の効果が現れるのは1950年からのはずであるが、このグラフではこの時期の効果が全く読み取れない。

1960年頃まで発生率は上下するが総体的には少しも低下しないというか、むしろ増えているとさえ言える。図1のグラフではあれだけ赫々として見えた予防接種の成果が、普通の目盛のグラフにすると全く消滅してしまう。現代医学の最もはっきりした成果といわれる伝染病予防が、実はグラフが作り上げた虚構に過ぎなかったのである。

1960年以降になるとジフテリア発生率が再び減少するが、もちろんこの時点で予防接種に画期的な変化があったわけではない。これは、高度経済成長に入り、石油ストーブや電気コタツといった暖房が普及したこと、栄養状態がまた格段に良くなったことで説明される。

ジフテリアは予防接種で撲滅されたのではなく、栄養状態、暖房状態の改善による抵抗力の強化が圧倒的に有効であったことがわかる。現在も、開発途上国での伝染病対策として、ジフテリア予防接種薬の輸出が税金を使ってもっともらしく行われているが、これは間違っている。

これらの国々での収奪を止め、生活を豊かにしてあげることこそが本当の伝染病対策なのである。
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(引用以上)
 
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