健康と食と医
274110 「熱はなぜ出るの?」〜発熱した時のアドバイス
 
斎藤幸雄 HP ( 49 愛知 建築設計 ) 13/03/28 PM09 【印刷用へ
>「世界には2人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ」(262068)

と聞いても、やはり熱がでると何かと心配になります。そのな時のアドバイスがあったので紹介します。

◆熱が高いのに汗を全然かかなくても大丈夫
体温中枢が熱を高くする必要があると感じている間に汗はかかないもの。
病気が治ってきて、もう熱を下げてもよしと体温中枢が感じると、発汗が起きて熱が下がっていく。

◆熱が上がりすぎて頭がおかしくなることはない
私たちの身体は体温が41度を上限として、上がり過ぎることを防止するメカニズムがある。人体に有害な発熱とされる体温(41.1-43.3度)にはならないようになっている。(ただし、日射病の時は話が別なので注意)

このように、自分が考えている以上に人の身体はよく出来ていもの。まず、身体を信頼し委ねることが大切なようです。

jasmin jasmin 女医の子育て。『熱はなぜ出るの?』リンクより転載します。
 ==========================================================

体温が上がるという状態を表すのに2つ言葉があります。

発熱は、私たちの脳にある体温中枢が、
必要を察知し体温を上昇させて起こります。

うつ熱という言葉があるのですが、これは脳が関与せず
日射病・熱射病のように体温の放散がうまくできない場合
などに熱がこもって起こる体温上昇を指します。

今日は、発熱についてお話します。

細菌やウイルス、真菌など有害なものが入ってくると、
私たちの免疫細胞(単球、マクロファージ、血管内皮細胞)
が反応して伝達物質を出します。

具体的には、悪寒戦慄が起こって筋肉が震えることにより
体内での熱の産生量が増えます。
そして、熱を奪っていく汗を減らし、四肢末梢の皮膚の
血管を収縮させ熱の放散を減らします。
(体の中心近くは熱いのに手足が冷たいのはそのためです。)
熱を多く作って減っていかないようにするので、
が上がる訳ですね。

たまに外来で「熱が高いのに汗を全然かきません。」という
親御さんがいますが、汗をかくと体温が下がってしまうので、
体温中枢が熱を高くする必要があると感じている間に
汗はかかないものなんです。
病気が治ってきて、もう熱を下げてもよしと体温中枢が感じると
発汗が起きて熱が下がっていくんですね。

どうして私たちの脳にある体温中枢は熱を上げる必要が
あると感じるのでしょう?
それは、私たちの免疫機能が高い体温でよりよく働くからです。
風邪のほとんどはウイルスが原因ですが、ウイルスは
高温であると増殖しにくいので、私たちの身体には有利であり、
悪い敵には不利な条件になるのです。
実際、麻疹に罹患した子どもに解熱剤を投与すると、体内の
麻疹ウイルスが減っていくのが遅れるということが知られています。
熱を下げると病気が治りにくくなるんですね。

熱が上がりすぎて頭がおかしくなることがあるでしょうか?
実は、おかしくなりません。
(日射病の時は話が別です。体温中枢が自分で上げているのではない
ですからね。脳腫瘍などの体温中枢が正常に働いていない時も話は別です。)

人体に有害な発熱とされる体温は41.1-43.3度と言われて
いますが実は、私たちの身体は体温が41度を上限として、
上がり過ぎることを防止するメカニズムがあります。
だから、「熱が出て頭がおかしくなった。」という話を
聞いたことがあるかもしれませんが、それは熱が悪者だったので
はないでしょう。
ウイルスや細菌により髄膜炎・脳炎になり、発熱とともに
中枢神経に炎症が及んで後遺症を残したと考えられます。
髄膜炎・脳炎は子どもが風邪で発熱しているのを放って
おいたからなるものではなく、初めから全く違う病気です。

とは言え、熱が上がると代謝が亢進して消耗し、
水分が喪失していきます。
また、頭痛がしたり身体の関節や筋肉が痛くなることも
ありますから、お子さんがつらそうにしている時には
解熱剤を使ってあげて下さい。
熱が出て直ちに救急外来に行く方もいますが、水分補給をして
家で様子を見ることも立派な治療です。
お子さんの様子をよく観察して、熱以外のつらい症状が
なければ日中の普通の外来で構いません。

発熱は下げなくてはいけないものではないんです。
原因がなくなった時に、ひとりでに下がるんです。
 =====================================================以上
 
  List
  この記事は 262068 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_274110
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp