歴史
273009 『古事記とアトランティスの真実・黎明編』朝比奈 宏幸著
「現在の文明社会が縄文人達によって世界中に広められた事を証明する不思議な遺物が見つかった。更に此の遺物はアトランティス王国の存在と建国縄文人によって為された事を類推される物だった。」
 
朝比奈 宏幸 HP ( 60 大阪 自営業 ) 13/02/13 PM02 【印刷用へ
 日本列島に残されていた縄文文明と呼べる縄文人集団が存在し、集大成とも云える彼等の口承伝承で残されていた古事記やアイヌ神話が多くの事実を我々に語り掛けていた。其れは海洋民族だった彼等の永い放浪の記録だった神話が古代ギリシャやエジプトに伝わっていた事からも証明出来る物だった。更に彼等の伝承はやがて後世の人々に神々の神話として、殆どの宗教に取り入れられ、神々の教えとして教義に繁栄して昇華されていた。此の事実を証明する遺物が日本で発見されていた。

 此の遺物は、平成22年9月29日付けの新聞各社に(世界初、マニ教「宇宙図」)と云う表題で掲載された。内容は京大の吉田教授らの調査・研究で、世界初のマニ教の資料が確認されたと言う。マニ教とは西暦3世紀半ば、ササン朝ペルシャ帝国内のイランで、マニと云う人物が創設した宗教とされ、ユーラシア大陸全体で広く信仰された世界規模の宗教だった。此の宗派は多くの民族を巻き込み、千年以上もの間、宗教活動を続け、西はイベリア半島から東は中国まで布教された国際宗教だった。今回発見された資料は、マニ教の宇宙観を描いているとされた絵図だった。

 しかし内容を詳しく調べると古事記に描かれたスサノヲ命等、3神が中央に描かれ、上位には最高神等、古事記に記載された神々が居並び、人数や記載内容が同じだった。更に階層界や地獄と思える構図はアイヌ神話に描かれていた死後の世界の伝承と全く同じ状況を表しており、将に縄文神話の宗教思想を描いている構図だったのだ。つまりアイヌ民族に伝わっていた縄文宗教の世界観では、祖先神が住む6天と下界の6重の下界の国土が在り、更に下には6重の底つ国【地獄】が在り、あわせて18層の世界だった。【下界に関しては、北欧のケルト民族が異界と称した世界を現すと思え他が、此処では言及しない】

 そして古事記等の縄文神話や古代宗教との関係を発見者の吉田教授に確認すると、中東等に残されていたマニ教の教義で示された10層の宇宙観と8層の大地から為る18層の宇宙観、2元論の善と悪、光と闇等、彼等の主張から導き出したと云う。全く不可解な事だが、此のマニ教の絵図には縄文神話で語られていた内容の90%以上が描かれていたのだ。そして天界の数が違ったが、古代エジプトでは8天とされており、更に此の絵図の思想が発展した場所はユーラシア大陸には存在しなかったのだ。つまり日本の3神よりも高位に位置した最高神の周りにいる12神達はプラトンが残したアトランティス王国のポセイドンの一族の複雑な家族構成を示していると考えられ、同じ祖先神達を描いており、絵図だけが遠い過去に神々と呼ばれた縄文人一族が残した世界観を継承していたのだ。

 マニ教の発生期日や教義の違い等からも、イラン地方の宗教思想が日本まで伝わり、アイヌ神話に組み込まれた可能性は全く考えられず縄文人の宗教思想が数千年前に彼の地に伝わったとしか、考えられなかった。そしてメソポタミア地方では世界最古のシュメール王国の発祥地で在り、ノアの大洪水で滅亡したアトランティス王国の生き残りが縄文宗教を携えて、此の地に来たとすれば、宗教の教義が大きく変化したとしても、印象が強い絵の構図が人々の記憶にに残っていた可能性が強かった。更にマニ教は教義の類似性から他宗派のキリスト教やイスラム教等の多くの宗派や国家から異端視され徹底的に大弾圧を受け、迫害され滅亡した。此の世界規模の大弾圧を受けた経過からも、アトランティス王国や神々と称された縄文人達の記憶や資料が異端の書物として破棄され、完全に人々の記憶から消されてしまい、歴史に残らなかった理由と考えられた。

 此の絵図で大きく変化した部分で、古事記やアイヌ神話で語られなかった唯一の箇所が山の存在だった。つまり縄文人の宗教思想では、神々や人々が住んでいる死後の世界は地中に存在していたが、古代ギリシャではオリンポス山の上に神々の国があると云う発想が此の絵図が描かれた頃に芽生えていた事が判った。そしてノアの大洪水から縄文人達は滅亡の恐怖からチベット地域に移動した為に、縄文人との関係も絶たれてしまい、沢山の宗派に分裂してしまったのだ。そして縄文人が考え出した祖先神が人々を守っている考え方が伝わっておらず、天国と地獄、そして人間界と云う3界思想が主流と為ってしまったのだ。

発行元:ブックコム、ホームページ:リンク
 
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