人類の起源と人類の拡散
27242 縄文の本源気質が現代人に生きている不思議
 
平野令 HP ( 38 大阪 建築家 ) 02/03/22 PM10 【印刷用へ
 弥生の議論に引きつけて、日本では、なぜ掠奪闘争を経てなお、本源的縄文気質が受け継がれてきたのか?考えてみました。

実現論2_2_06本源集団を破壊した私権文明が滅亡の危機を迎えた今日、東洋人の心の底に残る本源集団性・本源共認性は、人類再生の基盤を成すものとして極めて重要になる。中でも、島国ゆえに1700年前まで掠奪闘争に巻き込まれることなく原始文明を発展させてきた日本人の心の底に残る本源的な共認体質は、極めて貴重である。もし、人類に絶滅を免れ得る資質が残されているとしたら、それは東洋人、とりわけ日本人の心の底に残された、類い稀なる縄文人的精神基盤なのではないだろうか<

 今まで見てきた縄文晩期〜弥生の覇権をめぐる、同類闘争の緊張状態の日本にやって来て、わずか1〜2百年ほどで一気に私権統合国家を成立させたのが“大和人”(勝手に命名)です。
 しかし、古事記や日本書紀を読む限りでは、西日本における大和人vs弥生人の部族連合間の闘いでは、一部皆殺しに近い戦闘もあったでしょうが、基本的には支配・服属の(力の)共認関係を結んで決着するケースが大半だったと思われます。

 得てして覇権闘争では、もとの部族連合〜小国家の統合様式は解体され、大国家の統合様式≒制度の元に組み込まれるが、氏族単位での生殖や婚姻などの様式は温存されることが多いようです。
 こうして日本では「上部構造は容易に転換するが、下部構造はなかなか変わらない」という構図が定着していきます。この積み重ねの結果がいわゆる「迎合・馴合い体質」なのだと思います。

 26626で富田さんも仰っていたように、国家の統合様式がいかに私権統合に都合良く制度化されていったとしても、なかなか個人単位の戸籍制度が定着しなかったことなどでもわかるように、下部構造に本源共認が生きていたからこそ、飢饉でもない限り、実生活には直接関係のない国家や支配者などの上部構造は、柔軟に受容れ「和を以って貴しとな」してこれたのでしょう。
 
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27652 <縄文資質の継承と定住について> 中村忠之 02/03/28 PM01

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