市場原理
27154 等価交換など存在しない
 
辻一洋 ( 35 北海道 企画 ) 02/03/21 AM02 【印刷用へ
私も鈴木氏と同様に不等価交換が問題の本質ではないと思います。

25821 労働・土地・資本の生産要素の交換・商品化が最も問題となるのではないだろうか?

そもそも、貨幣というものが存在しない社会では、サービスや人間的労働などという観念自体、存在しません。
問題は、ある人間の労働と他の人間の労働が等価であるなどということがなぜいえるのだろうか、ということでしょう。
市場における(市場に限らず)交換は等価だから成立するのではなく、交換したから等価になったにすぎません。

交換は交換である限りにおいて、相手の同意なしには成立せず、いかなる根拠も保証もないということであり、そこに幻想や詐欺的行為、力による恫喝などが背後にあっても成立するのです。

さらにその背後には性と闘争(生産)の交換関係が存在し、ますます不透明な価値体系の取引が横行しているのです。
(詳細は 実現論2_3_02 〜)

交換を前提とした社会的分業の捉え方が市場の根本的な誤りのひとつです。

参考:加藤弘一 柄谷行人 『マルクス、その可能性の中心』批評 
リンク
 
  List
  この記事は 27034 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_27154
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
103274 宝くじが、売れる社会=お金で幸せになれると言う、そんな幻想は捨てよう。 新井弘 05/12/28 PM09
28916 価値の尺度 丸山綾子 02/04/18 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
本能と観念の中間領域とは霊長類の世界では?
哺乳類の性闘争本能
ゴリラ、テナガザル、オランウータンと人類
『性闘争本能から縄張り闘争へ』
原猿における共感機能の進化の流れ
原猿のメスについて
原猿の縄張り闘争と子供の集団への残留
哺乳類のオスメスの庇護依存関係と原猿の雌雄共認との違い
原猿→真猿→人類のメスの共認回路@
原猿→真猿→人類のメスの共認回路A
真猿の同類闘争と共認機能
縄張り闘争と同類闘争
同類闘争の安定化と衰弱の一般則
農業・百姓を通して見た現代人−A
チンパンジー
種間闘争→大型化の矛盾と特殊解
サル時代の婚姻様式
特殊解としての大型化→性闘争→子殺し
チンパンジーの娘移籍に関する仮説
共認回路と自我回路
力の論理と共認機能
自我の源泉は、共認の部分否定にある
序列闘争は、共認されている
原猿類の生態(資料です)
驚くほど人間っぽい
原哺乳類と原猿の進化について@
真猿の進化史
アジアにおける原猿〜真猿への進化(3)
親和・性充足の強化による秩序維持の例
相手と自分を同一視する潜在思念

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp