共認運動をどう実現してゆくか?
270327 学生に与う6 この行き詰った社会をどう再生するか
 
岡田淳三郎 ( 70代 大阪 経営 ) 12/11/06 PM00 【印刷用へ
 このように、共同体・類グループは、充足力・認識力に支えられて高い生産性を維持しつつ、拡大成長を続けてきた。しかし、社会あっての企業であり、気になるのは崩壊寸前とも見える社会である。借金を積み上げるしか能がなく、その果てに国民から毟り取ることしか考えずに暴走し続ける悪徳エリートたちに、もはや社会の統合を任せておけないことは明らかであり、社会の統合も国民が自分たちの手で担ってゆくしかないと、腹を固める必要がある。
 では、私たちは何をなすべきか。過去、原始共同体に代わって登場した古代の武力支配の社会であれ、それに代わって登場した近代の資力支配の社会であれ、新しい社会は、常に新しい生産体を結集した生産勢力によって実現されてきた。従って、社会を変革し、かつ統合するためには、一定の新しい生産体を結集した新生産勢力が必要になる。そして、次の新しい共同体社会の原点をなすのは、共同体企業である。従って、既存の企業(あるいは新企業)を共同体化し、ネットワークでつなぐ大事業が不可欠になる。それは、新しい共同体社会を建設してゆく壮大な事業となるだろう。
 幸い、共同体として先行する類グループには、共同体の理論と実践の蓄積がある。そこで、’11年(3.11を契機に)類グループはこの壮大な社会事業に着手した。
 認識勉強会と社内ネットを核にして企業の共同体化を推進してゆくこの事業はまだ始まったばかりだが、幸い、この事業に対する経営者や若手経営幹部の評価は上々である。
 しかし、この大事業を受け継ぎ、新しい共同体社会を実現するのは、若い君たちの世代になるだろう。今、君たちは就職を前にして、人類を破滅に導く側に回るのか、皆と共に新しい共同体社会を作って行く側に立つのか、一生の選択を迫られている。
 可能性に挑戦できる、本気、あるいは勝つ気、あるいは余裕のある若者の応募を心待ちにしている。
 
  List
  この記事は 270326 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_270327
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
307380 【図解】学生に与う6 この行き詰った社会をどう再生するか 野田雄二 15/09/01 PM00
307373 【図解化】学生に与う6 この行き詰った社会をどう再生するか 千葉大生 15/09/01 AM00
276245 『学生に与う』シリーズは、私たち社会人にも今後の覚悟を問うている ぱち 13/05/28 PM03
276243 選択〜自ら行動し判断することの大切さ〜 松田真依 13/05/28 PM00
276225 「判断できる人」になるには。 西田美和 13/05/27 PM07
いま、社会の基底部で何が起きているのか−6 この行き詰った社会をどう再生するか 「これからは探求の時代」 13/02/23 AM00
【時代認識】6〜この行き詰った社会をどう再生するか〜 「地球と気象・地震を考える」 13/01/12 PM09
新概念を学ぶ1 可能性への収束=統合(内圧=外圧、逆境こそ進化の源泉) 「日本を守るのに右も左もない」 12/11/09 PM09

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp