次代の活力源は?
270306 学生に与う3 新しい活力源は、周りの期待に応える充足
 
岡田淳三郎 ( 70代 大阪 経営 ) 12/11/05 PM01 【印刷用へ
 しかし、悲観することはない。破滅に向かう旧社会の深層では、すでに新社会へ胎動が始まっている。
 私権圧力が衰弱した以上、その強制圧力によって抑圧されてきた人類本来の活力源が再生されてゆくのは、当然の理(ことわり)である。
事実、’70年以後、貧困の消滅に伴って私権追求はもはや第一の活力源ではなくなり、代わって、周りの期待に応えることによって得られる充足(安心や喜び)、すなわち共認充足(※)こそが最大の活力源となっている。
 ※共認とは、共に認め合うこと。共認機能はサル・人類に固有の機能で、相手の期待に応えることによって充足を得ることができ、サル・人類の最大の活力源となっている。(詳しくは本サイトの「実現論・前史」を参照。)
 つまり、社会の表層での統合者たちの暴走を尻目に、人々は最も深い潜在思念の地平で私権充足から共認充足へと収束先の大転換を遂げてきたのである。

 この共認収束の潮流は、今後100年は続く大潮流であり、現在も私権から共認への大転換は進行中である。そして、その途上の’11年、3.11と統合者たちの暴走を契機として、この大潮流は遂に「自分たちの手で作り出せる能力」あるいは「自分の頭で答えを出せる能力」への期待、云わば自給期待の潮流を顕在化させた。これらの潮流が指し示す次の社会は、おそらく「自分たちで作ってゆく」共同体社会となるだろう。
 
  List
  この記事は 270296 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_270306
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
やりたい仕事よりも「望まれる仕事」を選んだ〜期待に応えようと向き合う姿勢で、仕事は面白くなる 「男と女の職場話」 17/01/16 PM03
307285 【図解】学生に与う3 新しい活力源は、周りの期待に応える充足⇒実現の時代 小平健介 15/08/29 AM11
282123 「社会の役に立つ」と「この社会をよくする」の違い 匿名希望 13/10/10 AM10
281381 インターン生の気づき★ 〜自給期待(欠乏)があるのに自給できないのは、観念支配されているから!〜 いいじゃん☆ 13/09/21 PM05
280961 都会ではなく、田舎こそが日本の最先端!!「里山資本主義」 dou 13/09/15 PM06
280590 アベノミクスの「宴」の中、不動産市況をどう見る? 竹村誠一 13/09/06 PM01
279986 就活を終えた学生から聞いた企業選びのポイント〜自給期待にどう応えているか? チーズカレー 13/08/13 PM00
『類グループ岡田社長に学ぶ』シリーズ・・・プロローグ 「これからは探求の時代」 13/06/17 AM02
275642 【図解】学生に与う「2私権の終焉と市場の縮小と権力の暴走」・「3新しい活力源=周りの期待に応える充足」 重ね図解 塩貝弘一郎 13/05/02 PM00
共同体リーダーの不文律〜次世代リーダーとは何か?・・・徹底してまわりの「期待に応える心」、そして、導いてくれた「みんなへの感謝」が育てた次代のリーダーSさん 「これからは探求の時代」 13/03/12 AM08
273292 東京大学法学部の人気が凋落 入試は倍率低下、東大内部でも敬遠 チーズカレー 13/02/24 PM10
【時代認識】3 〜新しい活力源=周りの期待に応える充足 「地球と気象・地震を考える」 13/01/05 PM11
271940 方針も段取りも、それを実現する本気度も、まずは対象=みんなに同化することが出発点 春風 13/01/04 PM11
270307 学生に与う4 先行して共同体を実現した類グループ 岡田淳三郎 12/11/05 PM01

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

「合同板」必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
自我ではなく、共認こそ原点である
自我とは?(フロイトとラカン)
個人主義<=>全体主義 と、利己主義<=>利他主義
現実否定の自己欺瞞
社会運動の自己欺瞞
市民という言葉の欺瞞
自然法、基本的人権とは何か−1
自然法、基本的人権とは何か−2
自然法、基本的人権とは何か−3
前夜の意識状況3 無用となった感応観念(価値観念や規範観念)
構造認識の現況1 否定意識や自我観念から脱却できない近代人=現代人
構造認識の現況2 特権知識階級の商売道具と化した「構造認識」
構造認識の現況3 既成観念の全的否定
観念パラダイムの逆転1 現実捨象の倒錯観念から、観念捨象の現実直視へ
観念パラダイムの逆転2 現実否定の倒錯思考
観念パラダイムの逆転3 現実とは、人々の意識である
「現実=自分自身」は事実認識(構造論)の核心部
新たなグランドセオリーとしての実現論1−グランドセオリーとは何か
新たなグランドセオリーとしての実現論2−傍観者、あるいは引きこもりとしてのアカデミズム
近代思想は宗教と同根
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
若者が実感できる『旧観念』
「何でだろう?」を封印してきた価値観念
同化に不可能視はいらない
相手の感情を前提にしたら『権利』など崩壊する

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp