農村を活性化させる為には?
267833 【直売所成功事例】「母ちゃんハウスだぁすこ」岩手県花巻市
 
嶋崎あゆみ ( 24 ) 12/08/20 AM11 【印刷用へ
岩手県花巻の「母ちゃんハウスだぁすこ」は1997年に開設された、JAの直売所。今年の6月には15周年を迎え、お客を十分に楽しませる大創業祭を開催した。その大創業祭の様子からも、お客さんへのサービスの良さが伺え、地元への感謝の気持ちが伝わってきます。(リンク

天井の高いレトロで綺麗な店内には、とれたての農産物以外に加え、木工芸品やクラフト品も販売され、手作り料理のレストランも併設。地元の食材を使って、岩手県の伝統料理でおふくろの味“ひっつみ”などを提供。母ちゃん定食が人気で、花巻産のひとめぼれはお代わり自由だとか☆

この直売所の立ち上げに携わったのは、JAの「女性部」だったそうです。

(下記、「人を生かす 地域を興す ネットワークを拡げる−女性の活力と叡智でJAに新しい風を−」リンクより引用)

>組織も職場も女性たちが主体的に活動することで活性化が図れる事を信じJA女性部、女性職員の活動をサポートしてきた。

>「母ちゃんハウスだぁすこ」は生産者、スタッフ共に女性が中心となり立ち上げた。稲作中心の農業生産者の意識改革、消費者との顔の見える販売、スタッフ間の連携等先進事例がない中での課題は大きくその解決には日々奔走したが同じ目的の元に其々にコミュニケーションが出来た成果は大きい。

>「母ちゃんハウスだぁすこ」が全国のファーマーズマーケットの仲間をつくり、産地間交流で販売促進が進んだ、また生産者、消費者の憩いの場となっている事で地域に開かれた農協として認識されてきている。

直売所だぁすこの事例は、女性を生かした経営の成功事例とも捉えられそうです。

上記に、「全国のファーマーズマーケットの仲間をつくり」とありますが、だぁすこは、本当に全国の産地とつながっているそうです。

>協力関係にある「とれった広場」(岐阜県)、「はたけんぼ」(福島県)、「しょいか〜ご」(千葉県)、「はだのじばさんず」(神奈川県)、「はなまる市」(愛知県)、「あじ〜な」(長野県)、「めっけもん広場」(和歌山県)、「うまんちゅ市場」(沖縄県)の各産直が集結。自慢の特色ある地場産品を販売している。(岩手日日新聞リンクより引用)

母ちゃんハウスだぁすこは、地域にも貢献しており、生産者・消費者の組織化もしっかり取り組めている様子が伺えます。

(「『母ちゃんハウス・だぁすこ』の実践から」リンクJAいわて花巻生活推進部次長 高橋テツ)
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 JAいわて花巻では、女性部を中心として平成9年に農産物直売所「母ちゃんハウスだぁすこ」をオープンした。生産者130名でスタートし、現在は280名くらいに増えている。
 出荷に関しては、当初からかなり厳しいことを生産者に言うようにしてきた。男性よりも、女性のほうが、厳しいことを言い切るようだ。
 組織は、会員から年会費8000円を徴収して地域や部会の代表者の組織をつくっている。
 ボランティアで、顔が見えるようにと交代で店に出、また日曜日には、レジを通ったお客さんにプレゼントをするなどの工夫で13年度は5億3400万円の売上があった。さらに花巻出身者の「在郷花巻人会」の3000名余りを対象に直販を始めたところだ。
 「だぁすこ」のおかげで、農産物を売ったことのない水田平場地帯に活気が出てきた。家族が協力し、夫婦間、嫁姑の関係がよくなった。農協離れも少なくなり、数字には表せない何かが生まれてきている。これからは生産者組織だけでなく、消費者組織をつくって、両者の関係を強化していきたい。
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新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
市場社会の、カタワの「集団」
本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
'70年〜現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
「やりがい」に潜む社会的欠乏
カリスマ 〜自分たちが共認できる価値観への評価収束〜 
仲間収束 2:一人でできない子
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『必要か否か』が環境問題に対する基底的な答えになる
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