社会保障と税の一体化? ほとんどウソ(2)
この制度は、明治維新のとき、伊藤博文などが選んだ(仕向けられた?)道だが、実は当時の欧米で国際金融システムを創っていた「ロスチャイルド一家」の「中央銀行(日銀)=お金創造=国家に金を貸付=国民から税金を徴収=利息を取る」が始まったのである。
庶民は最初歓喜?した「苗字」を名乗って良いことになり、「土地所有」も認められたが、「戸籍台帳」に載せられ、「年貢(現物納税)」から「現金納税義務」になったため、現金収入の少ない庶民は借金してでも払わなければならなくなった。
また、土地、家所有は「固定資産税」が科された。
そこで各種の現金税が払えず、土地を手放したため地域の財家である「犬神家?」のような「大地主」があちこちの地方に現れた。
それらの大地主や、江戸時代からの両替商、札差などの大商人、または三菱(岩崎弥太郎)など、明治維新でグラバーなどユダヤ系商人と組んで財を成した財閥などが「財」によって「貴族院=現参議院議員」になったり、貴族(公爵、子爵、卿など)として「身分と財」を謳歌したのである。
その一人、福沢諭吉はいち早くユダヤ系資本家の仲間になり、「人の上に人を創らず…」などと宣って、いかにも人は皆平等であるなどと庶民を騙したが、彼こそが「新身分制度」の最たるものである。その貢献度?によって、お札の肖像にされるはずである。
結局、明治維新後は庶民にとっては全く良いことはなく、政府関係者(王侯貴族・官・財閥)が生涯潤うように、一般国民を金融支配するために作られた国家システムだった。
国民には江戸時代までの封建制度から欧米並みの民主主義を取り入れた「大改革=新しい国家誕生」のように教育されてきたが、このときからずっと現代までほとんどそのシステムの根底は変わることなく「お金を創る」人たちとその配下(管理している)国民は働き蜂になってしまった。それを管理しているのが公務員(政府・官僚など)である。
そのなかで、「維新後のナショナリズム」を洗脳され、日清、日露、大東亜戦争(全て、支配者たちの金儲けのための戦争)に、国民は駆り出され、命と財をむしり取られてきた。
現在、その(日本史上最悪の)「明治維新」の精神を見事に受け継いできたのが、日本の政治(官僚・公務員)・経済システムである。
おそらく、日本の一般国民にとって「世界最悪の政治システム」ではないだろうか。消費税も含んで無数の課税率の高さは125カ国中トップ10に入る。マスコミでは欧米の消費税率と比べて低いというが日本の多種多様の課税は世界でもまれである。
1年間の労働収入のうち、いつまでが「税金」だけの収入かという計算では、確か、6月何日かだという。つまり、半年が税金のために働いているという計算なのだ。まさに国民は「奴隷」とも言えるだろう。いや何度も言うが、明治以来まさにそうなのである。
「増税」、「原子力」「エネルギー」「TPP」「IFM」「WHO」「過剰医療・薬品」「ワクチン」「食糧」などなど、ほとんど国際金融組織の下請けとして、今後もずっと、日本国民の財産、生命より支配者たちの財と地位と生命を維持するため、このシステムを堅持していくことだろう。
「社会保障と税の一体化」などといつまで国民を愚弄するのだろうか。
今の政治家の多くが、そこまでして(ウソついてまで、能力不足で)政治家になって、実に悲しい人生ですねと同情する。
もちろん我々国民はこの国から逃げることも、システムを変えることも出来ないが、自分の力量内で、いかに心豊かに幸せ気分で生きていきたい。 |
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