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経営者への提言:会議から社内ネットへ |
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岡田淳三郎 ( 70代 大阪 経営 ) |
12/06/12 PM01 【】 |
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どの会社も、会議には頭を悩ませている。曰く、「会議が増えて…」「会議が長引く」「会議が活性化しない」。
☆そもそも、会議はなぜ必要なのか?
それは集団というものが一個の有機的な生命体であり、人工的に役割を分担すれば、必然的にその分担からハミ出る課題群が発生するからである。
その分担からハミ出た課題の中でも最大の課題は「集団(or部門)をどう運営・統合するか」という集団統合の課題であり、最も難度の高い課題である。それが部門統合の場たる会議に押し付けられる。従って、当然、誰も答えを出せず、会議が不活性となり、閉塞してゆくことになる。
☆では、集団統合とは、どういう課題か?
それは第一に全成員の共認を形成することであり、第二に衆知を集めて(一人≒長では出せない)答えを見つけ出すことである。
その集団統合の課題を担う場としては、会議よりも社内ネットの方が数段秀れている。
第一に、社内ネットなら全社=全社員の共認を形成することが出来る。
第二に、対面の会議なら最底辺に引きずられてそこに照準を合わせざるを得なくなるが、社内ネットなら無数の発信が積み上げられてゆく中で、自ずと低レベルな投稿は捨象され、皆の期待が前向きな先端部分の投稿に集まってゆく。つまり、全社員の期待が上方の最先端に収束する。
第三に、発見とは一般に無関係と思われている二つの事象を結びつけることで生まれるが、自部門だけでなく(一見無関係な)他部門の発信にも触れることにより、しばしば思わぬ答を見つけ出すことができる。
○社内ネット導入の条件
1、何と云っても、経営者自身が、社内ネットの積極的な推進者とならなければならない。
2、次にネット発信の中核となる若手幹部3名以上が不可欠。
3、出来れば、社内ネット活性化の母胎となる充足発信部隊=女性群を育成したい。
○社内ネットと「るいネット」の相互乗り入れ
・それらのお手本として、類の社内ネットを参加企業に公開(アクセスフリーに)する。
・各社の社内ネット板役(管理者)が、佳作(で公開しても支障のない)投稿をるいネットに発信する。
・るいネット経営板の秀作投稿を、各社の社内ネットに配信する。or板役にメールでUP推奨する。 |
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12/11/21 PM10 |
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