現代意識潮流を探る
265161 弁当男子に見る大きな潜在思念の動き。
 
たっぴ ( 36 京都 会社員 ) 12/06/07 PM06 【印刷用へ
>いかに観念支配を徹底させようとも、人々の意識を完全支配することはできない。
潜在思念が変化】してゆくからである。
私権の終焉によって生起した本能回帰・共認回帰の潮流は、その潜在思念に応合した言葉を生み出してゆく。すでに、「もったいない→節約・食抑」あるいは「役に立ちたい→社会を良くしたい」等の言葉が浮上してきており、それらは、構造概念ではなく価値観念に過ぎないが、すでに若い世代では、それらの言葉=観念が、同じく価値観念に過ぎない「恋愛」「自由」「個人」等の近代観念を圧倒しつつある。
どうやら、動かなかった観念が動き始めたようである。

>「役に立ちたい」という言葉に象徴される、周りの期待=課題に応えようとする課題収束の潮流は、期待に応えるための能力の欠乏を蓄積させてゆく。
さらに期応収束⇒課題収束を強める新しい世代は、どんどん同類課題を感取する感度を高めていき、遂に’11年、原発災害と統合機関の暴走を目の当たりにして、一気に社会統合期待を上昇させた。(261101

上記の意識潮流は、新入社員の動向をみても大きな変化として現れている。
それは、弁当を作ってくる若手社員が増えていることだ。
男が、『自分で作った弁当を持ってくる』という行為事態が私の世代では考えられない。

『当たり前のように手製の弁当を作り、弁当そのものを作ることを楽しんでいる』という事に、大変なショックを受けた。休日にたまに作ってみようというものでもなく、彼女や、妻が作る料理を手伝ってみようという意識の持ちようとは大きく異なる。

『自らあたり前に、主体的に楽しんでやっている』という事に驚きを覚えました。
また、大学の授業参加率が高まっているという課題収束の流れをはるかに上回る驚きでもあった。

この【弁当男子】の潮流は、2008年12月辺りリンクから動きがあったようでですが、「エコ」・「健康」・「節約」という観念を超えて、今や大きな時代潮流の力によって突き動かされた『課題収束』の流れとして、表出しているように思います。
 
  List
  この記事は 261101 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_265161
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
265200 キャラ弁にみる主婦達の充足課題 〜*。゜喜 たっぴ 12/06/08 PM05

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp