経済破局は来るのか?
264574 いよいよ経済破局に突入か
 
辻一洋 ( 46 北海道 企画 ) 12/05/24 PM11 【印刷用へ
いよいよ崩壊がはじまるのか。
世界的に金融危機が加速しています。

NEVADAブログリンクより

◆JPモルガン、1兆円の含み損か
JPモルガンのCDSポジション総額が840億ドル、円に換算して6兆円をこえることが明らかにされており、一部で噂されています含み損が1兆円をこえるというのもあながち大げさではないかも知れませんが、これだけのポジションを解消することはほぼ不可能に近く、最悪の場合、数兆円の赤字になるかも知れません。

◆新興国が総崩れ
新興国通貨の雄ともいえる『ブラジルレアル』が急落。
この3ヶ月間でレアルは18%も急落しており、このまま下落していくことになれば、ブラジルは早晩短期資金危機に見舞われます。

ブラジル中央銀行は20億ドルのドル売り介入を実施していますが、焼け石に水となってきています。
ブラジルに投資した日本人、中国人は今や物凄い含み損を抱えていますが、いつ通貨・株式・不動産が暴落するか分からない状態になりつつあります。

中国も同様であり、今日の日経でも報じていますが、今や中国から短期資金が物凄い勢いで流出しており、貿易黒字でありながら4月は605億元(7600億円)も外貨準備高が減少しているのです。

また、【インド】ですが、インドルピーが過去最安値をつけてきており、しかも経常赤字は1980年来の高水準となっており、いつ大崩壊をするか、分からない事態になってきています。


◆ギリシャ・ポルトガル〜欧州危機
ギリシャ前首相パパデモス氏は、以下のような発言をしています。

「ギリシャのユーロ離脱の準備が考慮されている」

政府元トップがこのような発言をしたことで、ユーロは急落していますが、今後ユーロ離脱を考慮に入れた相場になれば、株・為替・金等すべての金融商品の価格は下落することになります。

異常な税収減に見舞われたポルトガルと限界点
ポルトガル財務省予算局が発表した1-4月の公的部門の赤字は30億5900万ユーロとなり、これは前年同期の24億5300万ユーロから大幅に増加しています。

ポルトガルは国家破産を防ぐため、国際支援を受けるためとして<賃金引き下げ>や<付加価値税引き上げ>を実施していますが、税収は反対に<6.7%減少>しており、計画に狂いが出てきています。

780億ユーロの支援を受ける条件をクリアーした為に反対に税収が減少したものですが、今のECB、ヨーロッパ首脳はまともに経済学を分かっていないようで、ポルトガルは更に財政難に直面したことになっています。

ヨーロッパ各国は、経済の成長を促す政策を全く取っていないどころか、反対にデフレ政策を取っており、これでは景気後退から税収が減るのも当たり前であり、ポルトガル経済は今後泥沼に入り込むことになる筈です。

今のヨーロッパはデフレが進む中、債務が膨れ続けており、今や限界点に達してきています。
 
  List
  この記事は 264384 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_264574
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
267700 世界の金融市場今後の行方-1 野田雄二 12/08/17 AM01
267199 中国経済(一輪車経済)の崩壊が始まった 山上勝義 12/08/02 PM09
265393 世界的金融危機はユーロから起こるのではく、新興国から起こる可能性が高くなってきている 12/06/13 PM07
265189 「世界経済は2012年の夏に崩壊する」と予言するぜーリック世界銀行総裁 橋本正雄 12/06/08 AM10
265016 南ヨーロッパでの投資金は完全に絶望視されている25のサイン 12/06/03 PM11
264887 日中貿易取引 アメリカドルの使用をやめ、人民元と円の直接取引を開始(6月から) きっちょむ 12/05/31 PM10
【原発関連情報】電力不足の嘘、国民はだまされてはいけない・・・原発と火力のシーソーゲーム 「地球と気象・地震を考える」 12/05/27 AM00
264627 世界一良い影響力を及ぼす国〜日本〜BBCによる22カ国調査より 田野健 12/05/26 PM03

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp