学者とマスコミはグルで頭脳支配
263666 物価上昇の「怪」〜捏造したデータでは真っ当な答え(=方針)が出せる訳がない
 
橋口健一 HP ( 49 大阪 技術者 ) 12/05/01 PM11 【印刷用へ
政府・日銀はCPI(消費者物価指数)を1%に引き上げるために躍起になっていますが、統計基準をいじくればいくらでも数字は「作れ」ます。捏造したデータを用いて真っ当な答え(=方針)が出せる訳がありません。

NEVADAブログ リンク より転載します。
--------------------------------------------------
日経新聞は、物価上昇率のからくりを報じています。

『もう一つの上げ底はテレビだ。CPIテレビの価格は前年比2〜4割の下落が続いていたが、今年2月に突然33年ぶりにプラスに転じ、3月は上昇幅を2.3%に広げた。

売れ筋に合わせて物価の調査対象を新製品に切り替えたのが「異変(上昇)」の原因だ。

しかもテレビはCPIに反映する実際の消費支出の度合いの基準年を05年から10年に変えた。

10年は家電エコポイントや地デジへの切り替えでテレビ販売が好調だった年。テレビへの支出の多さが実態以上にCPIを押し上げている可能性がある』

これが統計というものです。

もっと我々が身近に感じている統計のマジックは、『日経平均』です。
これは『ダウ平均』もそうですが<修正>が加えられて、今やとんでもない「化け物」になっていますが、みな、ありがたく株式市場の指標として見ています。

今、政府・日銀はCPIを1%に引き上げるために躍起になっていますが、このように統計基準をいじくればいくらでも数字は「作れ」ます。
官僚は優秀であり、「これを作れ」と言われれば、あらゆる手段を使って作ります。

しかしながら、販売の現場はどうでしょうか?

今、TV販売の現場にいきますと、シャープ・東芝製の30インチ液晶TVが3万円以下で売られており、急激に値下がりしてきていますが、政府の統計ではTVは「上昇」となっているのです。

こんなバカは話はありませんが、統計では当たり前のことであり、「基準を変えました、だからこうなりました」、で終わります。

CPIの構成内容を詳細に分析すれば、「なんでこんな数字に?」ということがありますが、決めたのは「おかみ」であり、我々はそれに従うしかありません。

ただ、これは世界的な傾向でもあり、本当に経済の実態を知ろうと思えば、自分の肌感覚ではかるしか道はないのかも知れません。
--------------------------------------------------------
【参考】
●消費者物価指数(CPI)
リンク
消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものです。

すなわち家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したもので、毎月作成しています。指数計算に採用している各品目のウエイトは総務省統計局実施の家計調査の結果等に基づいています。

品目の価格は総務省統計局実施の小売物価統計調査によって調査された小売価格を用いています。結果は各種経済施策や年金の改定などに利用されています。
--------------------------------------------------------
(総務省統計局HPより)
 
  List
  この記事は 241319 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_263666
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
263752 企業業績の見方 猛獣王S 12/05/03 PM09

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp