実現論を塗り重ねてゆく
262188 国家に変わる民間企業の新たな役割〜被災者の活力再生を社会的事業として取り組む事の提案
 
たっぴ ( 36 京都 会社員 ) 12/03/14 PM09 【印刷用へ
おそらく、将来の共認社会では、農(漁)村共同体こそが拠点となり、人々は、そこから統合機関や民間企業に交代で出向する形の社会となるだろう。

農(漁)村共同体を建設するためには、農(漁)村への人口移動が必要になる。
はじめの5年間は、統合機関の交代担当制によって生じる学者や官僚や公務員(教師を含む)やマスコミの社員、あるいは仕事が半減する金融機関の社員たちを再教育して、農(漁)村共同体の建設にあたってもらう(もちろん農作業をしながら)のが良いだろう。

最終的には、民間企業の半数を農(漁)村の近くの適地に移し、全ての国民が農(漁)村共同体を拠点として農共3年・企業3年ぐらいで交代担当する体制を目指すことになる。
(256845)
*************************************************************
上記投稿を受けて考えさせられる事がありました。

東北地方太平洋沖地震以後の、福島原発事故以後、いつもどれるかも分からない土地で不安な毎日を日々送られている方々がいます。
得に、福島の農業は、壊滅的なダメージを受けました。

東北地方の各地に点在するホットスポットや、原発に近い地域の田んぼや畑は、一般的な報道では、管首相を含め20年や30年の間、農業を営むのは難しいと考えられます。

世に言う評論家は20年〜100年以上かかるという試算を出していますが、汚染されてしまった地域が除染され、元通りの姿を取り戻すのは、はるか遠い未来のような気がしてなりません。

高汚染度の地域に面的にばら撒かれた放射性物質の半減期リンクを考慮すると、『戻れない土地』があるのも、実情であるように思われます。

そこで、農業を始め、仕事をしたくてもできないこれら東北地方の方々を政府(国家)に変わって、『企業』が連帯して避難地区に誘致し、新たな自治区として企業と一緒に、社会的事業として、全てを1から再生していくのがよいのではないでしょうか?もちろん、『自分達の生きる場を自分達で作っていきたい!』という活力あふれる人達が、先行基準となる。

共同企業ネットワークの『社会的事業の核』として、街を再生し、仕事や生活そのもの、社会そのものを一つの生産体として再生していく。
女・子供・働き盛りの大人もそれぞれの役割が真っ当できる街を再生する。この場合、再生という言葉よりは、自分達が生きる場を自らが、企業と一体になって創っていくということの方が正しいのかもしれません。

この社会的事業が新しい生産体として成功すれば、国家に変わる新たな社会変革体として、将来の日本の希望として輝くように思われます。

これは、人々からの信用を完全に失墜した政府には不可能であり、現実課題を日々考えて今後の日本をどうするを真剣に考えている企業群でないと不可能だと思います。


◆以下、《福島の現状》
横浜ママパパの放射線だより 平成24年2月18日
リンクより以下転載。

福島県のコメ農家は今、厳しい選択に迫られている。4月から放射性セシウムの規制値は1キログラム当たり100ベクレルに引き下げられる。2011年度産米の追加緊急検査では、100ベクレルを超えた地区が続々と判明し、政府は作付け制限を検討中だ。農家は売れないコメを抱えながらも「耕さないと田んぼは1年で荒れる。福島のコメ農家が壊滅する」と苦悩を深めている。
(中略)
二本松市塩沢地区で田んぼを耕して50年の菅野俊男さん(67)。江戸時代から続くコメ農家だ。

二本松のコメは新潟の魚沼産と同じようにおいしいと評判だという。
昨秋、収穫したコメからは1キログラム当たり約20ベクレルを検出した。

現在の暫定規制値は500ベクレルだから、出荷に支障はない。4月から適用される100ベクレルも下回っている。

しかし、周りのコメから100ベクレル超が検出されたことが菅野さんにも影響する。県は1948年の市町村合併前の自治体単位で検査を実施。

対象となった約2万3200戸のうち、100ベクレル超は500ベクレル以下だったのは、500ベクレル超を含め65地区(12市町村)の計583戸だった。
 
  List
  この記事は 256845 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_262188
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp