日本を守るのに、右も左もない
261559 福島原発事故は「共同体集落」までも破壊した。
 
持国天 ( 還暦越え ) 12/02/20 AM08 【印刷用へ
 福島原発破壊で先祖伝来の集落を一瞬にして追われた人々の先行き不安は市場の住民が感じ取る「長引く不況」のレベルなどではなく、もっと深い位置にある「共同体を喪う」不安である。
 住みなれた集落を一瞬にして喪うことは、共同体的な生活慣習から拝金主義がものを云う市場の生活に一瞬にして放り出されてしまうことを意味している。生活の回転スピードが高速化し、情報量が数十倍に増大する市場的生活に放り出される不安を意味する。それによって生活は常に過剰な刺激に晒されることになってしまうこととなる(260855

 ギリシャの経済破綻を持ち出すまでもなく、トコトン物欲の塊たる欧米人に比べれば元々私達は「足るを知る国民」です。その「足るを知る生活」を良しとして来た原発周辺集落の住民にとって、都市の毒気や市場の狂気は到底適応しがたい生活となります。
 原子力発電施設の核心部がひとたび甚大な事故を引き起こせば対処法の無いことが実証されてしまいました。原発事故の凄まじい破壊力は、自然の摂理に導かれる伝統的な共同体生活まで根こそぎ損なえてしまいます。
 
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