私権社会の婚姻制
261413 バレンタインデー考1:牧神パンを祝うルペルカリア祭をキリスト教に都合よくすり変えたものがバレンタインデー
 
山澤貴志 ( 46 鹿児島 ITコンサル ) 12/02/15 PM00 【印刷用へ
バレンタインデーの起源はキリスト教がローマの国教になるにあたって、キリスト教以前の風習であった「牧神パン信仰」を祝うルペルカリア祭をキリスト教に都合よくすり変えたものである。彼らはバレンタイン祭を通じて一対婚神話を広めていった。

しかしキリスト教以前にローマ・ギリシャで広まっていたルペルカリア祭とは一対婚とは無縁な一種の乱婚であり、その風習をみていくと、略奪婚的習俗を残していることが分かる。

つまりバレンタインデーを調べて分かったことは、恋愛のすばらしさでもなんでもなく、キリスト教の狡猾さであり、ヨーロッパの婚姻制度のベースが略奪婚であることと、それが牧畜と連動した風習であること、である。

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(文章は一部、引用者にて短くなるように手直しした)

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時は、今から1700年ほど昔。場所は遥か西方の地、ローマ帝国の首都。ときの皇帝クラウディウス2世は「強い国を作るためには強い軍隊」と考え、軍隊の質の強化の一策として、兵士の妻帯を禁じた。そのため皇帝に背いて、兵士たちの「結婚(式)を執り行った罪」を犯したものは処刑された。

 その男の名は、バレンティヌス(英語読みだと、バレンタイン)。西暦269年(もしくは270年)2月14日、彼は斬首され処刑場の露と消えた。彼は、処刑される前夜、自分の世話をしてくれていた牢番の、幼い娘にあてて感謝の手紙を書いた。それから200年が経過した西暦496年になって、教皇 ゲラシウス1世が、2月14日を聖バレンタイン・デーと定めたといわれている。

実はこれ、単なる言い伝えにすぎない。なぜならこの時代はキリスト教はローマで異端として禁教。他方、ローマ帝国の公務員(軍人も含めて)には、『皇帝崇拝』が義務付けられており、軍人がキリスト教徒であった可能性はほとんど考えられない。いわゆる"聖人伝説"を作るために、あとからつくられたものだ。
 
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261414 バレンタインデー考2:略奪婚風習を残していたルペルカリア祭 山澤貴志 12/02/15 PM00

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