現代意識潮流を探る
261173 最先端の意識潮流を表す事例紹介@:【課題収束⇒能力欠乏】の事例
 
萱間直 ( 23 大阪 会社員 ) 12/02/06 AM01 【印刷用へ
『12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)』261101より

>「役に立ちたい」という言葉に象徴される、周りの期待=課題に応えようとする課題収束の潮流は、期待に応えるための能力の欠乏を蓄積させてゆく。
さらに期応収束⇒課題収束を強める新しい世代は、どんどん同類課題を感取する感度を高めていき、遂に’11年、原発災害と統合機関の暴走を目の当たりにして、一気に社会統合期待を上昇させた。
彼らは、化石化した専門家を尻目に「自分たちで、どうにかしなければ」という統合課題を自らの課題として肉体化させつつある。この統合期待は、必然的に、それを実現するための答えの欠乏を蓄積させてゆく。
現実課題の中で蓄積されてゆく能力欠乏と、統合期待の中で蓄積されてゆく答え欠乏は、ともに答えを出すための道具=概念装置あるいは実現基盤を提示してくれている新理論の探索へと先端収束してゆく。


つまり、最先端の意識は、

課題収束 ⇒ 能力欠乏 ⇒ 新理論の探索
               ↑↑
社会統合期待⇒答え欠乏====┘┘

のように、新理論へと可能性収束する基盤を築いています。

今回は、このような意識潮流が表れている事例を、Twitterでのつぶやき、社員ブログの記事より紹介します。


【1】課題収束の事例

・仕事が楽しい!仕事がしたくてたまらない!と目をきらきらさせて話してくれた地元の友達。素敵だった。いいなぁ。 (20代・女性)
・今日はスタバでお勉強。20代のOLさんっぽい方が、仕事が楽しい仕事が大好きってこと語ってる姿がとても素敵。きらきらしてる。あんなふうになりたいな。 (大学生・女性)
・人の役に立てるっていいことやと思った そんな単純な役に立つとかじゃなくて 最近いい感じやわ
・家にいると、最近どうして?って思うことが多い(;ω;)だから、今は仕事している時と友達といる時が楽しい♪

★事例では「仕事が楽しい」という言葉が多い。
⇒かつては「仕事は苦役」という捉え方だったのが、今や「みんなの役に立てる、楽しいもの」という視点に転換しているのでしょう。


【2】能力欠乏の事例

・上司の仏顔がみんなの癒しになってる 菩薩みたいな穏やかさ どうしたらあんな風になれるのかなぁ
・上司の「ちょっとした考え方」が深すぎてわからない。何をどうしたらそんな的確な表現がでてくるんだろう…。何度もやってたらそのうちわかるようになるんだろうか。むむう
・しかしあの状況下で怒らなかった上司凄い。自分は怒ってしまうだろうなと思うと余計に。どうしたらああなれるんだろう

・"GSグループ 100人100色ブログリンクより(以下は2年生の社員が、後輩について書いた内容)
>彼女たち、すごいパワーをもっています。それは何でしょうか?
私の見解で申し訳ありませんが、「素直」というのが、一番だと思います。
◆素直は美徳◆
まさしくです(^J^)言われたことを行動するというパワーです!!これが、中々出来ない、、、、
大人になるとこれに、プライドであったり、色眼鏡であったり、いろんな障害があります。
そんな素直さえを非常にいいなーと思いながら、日々、精進です。
◆素直の方程式◆
素直=学ぶ機会やチャンスの増加=人から教わること×人が教えたいと思う気持ち=早い成長
得しかないですね。みなさん、素直になりましょw<

★事例では、「上司or後輩が凄い」「どうしたらああなれるのだろう」という言葉が多い。
⇒上司or後輩の能力(主に思考過程)に同化したい・言葉化したいという想いと、一部には同化する方法(言葉)が見つからない故の苦悩のようなものも感じられます。


【3】課題収束⇒実践思考で突破しようとしている事例

・小泉製麻の社員ブログリンクより
(以下は、若手社員が書いた『社内報あれこれ』)

最初から完成まで携わると、出来上がったときの喜びもひとしおです!
ちなみに小泉製麻の社内報は、社長の挨拶、各部署の仕事を紹介するコーナー、新商品を紹介するコーナーなどがあります。
どんな記事にしたら皆が読んでくれるか、どんなコーナーが楽しいと思われるのか、より良い社内報のために日々考えをめぐらせています!
営業所や部署が離れていて、直接のコミュニケーションがとれない人同士が、社内報を通じて共通のものを感じたり、心を通わせることができたりすれば最高です。
そんな素敵な社内報を作れるように日々精進なのです!

★社員みんなが「共通のものを感じたり、心を通わせることができたりする」ことを目標に動いている=共認統合に向かっている。
⇒統合度を高めようとするほど、全ての部署の共通認識=状況認識=理論が必要になりますが、そこまでの欠乏は、まだ発生していないかもしれません。
 
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3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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