心の本体=共認機能の形成過程
26089 仲間圧力と認識仲間
 
田野健 HP ( 40 東京 監理 ) 02/03/08 PM10 【印刷用へ
>『仲間世界をどう生きるか』という課題と答えは、ほぼ全面的に潜在思念の地平にある。そこでは、「友情」「愛」etcの倒錯観念は役に立たない。潜在思念実現回路が全ての世界である。

仲間世界の圧力として最初に登場したのが「いじめ」である。いじめの中身が以前とガラッと変わりだした。だれもがいじめられっ子でいじめっ子でもある。
そこでは、私権という収束軸が衰弱し私権仲間としての強固な結びつきが薄れたために個々の関係は希薄化し、更には表層化している。にもかかわらず、私権という統合軸をうしなって深い統合不全(⇒答え欠乏)を孕んだ子供たちは、(原猿と同様に「どうしたら良いか」の答えをもとめて)極めて強く仲間に収束する。こうして、子供たちの世界で仲間圧力が絶対化する。
その結果、仲間関係は最大の関心事でありながら、上手くそこに入り込めない者には、最大のストレスの場にもなってしまう。当然、充分な充足や関係の深化は望めない。仲間世界は絶対に捨象できなくて、絶対に充たされない・・・非常に葛藤した状態に置かれるのである。

その原因をつくりだしたのは、私権統合の崩壊であるが、それ以外にも重要な犯人がいる。それが「課題のない中での仲間収束の蔓延」である。
課題がない中で仲間収束の圧力だけが高まれば、当然足の引っ張り合いに終始するのは自明であるということだろう。

これが四方氏が言うところの下記の件につながるのである。
>それに、非充足の多数派が、今、何よりも『仲間世界をどう生きるか』の答えを求めているのは、事実or現実ではあるが、不健全な現実でしかない。

しかし、いくら不健全であっても仲間収束のベクトルは変わらない。他者否定して引きこもるか、仲間社会に見事に適応して本源的な実現回路を発達させるか、道は二つに分かれる。
少数ではあるが、上手く適応した実現派はやがて仲間で群れること自体にはそれ以上の可能性がないことを察知し始め、課題を通して初めて本当の仲間充足があることを学習していく。さらに今では、潜在思念の答え欠乏に導かれて答え=新しい認識を求めはじめているのかも知れない。

そんな彼らにとって「認識仲間」という言葉は一番ピッタリくる収束先となるだろう。すでに”癒し”という言葉が過去のものになり始めている現在、仲間は癒しの対象ではない。答え=課題を求めて集まるのが仲間であり、その中心には実現派とよばれる先行派が既にいるのかもしれない。
 
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新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
市場社会の、カタワの「集団」
本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
'70年〜現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
「やりがい」に潜む社会的欠乏
カリスマ 〜自分たちが共認できる価値観への評価収束〜 
仲間収束 2:一人でできない子
「働きたいから働こう」という意識
快美欠乏に替わって、認識の統合が最高価値になった。
判断の土俵とは、人々の潜在思念が作り出した共認圧力の場
『必要か否か』が環境問題に対する基底的な答えになる
芸能か、認識形成か

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