脳回路と駆動物質
260703 シャーマンと同化回路の関連性:同化回路を刺激すると幽体離脱する観測結果
 
安藤太地 ( 32 埼玉 ) 12/01/20 PM03 【印刷用へ
南米大陸に広く見られる宗教儀式では、誰もが植物の力を借りてトランス状態になり、幻覚を見る。トランス状態では通常の思考では考えられないような様々な幻覚が現れ、それを通じて多くの知見を得られるといわれているが、この幻覚には一定の共通性があると言われている。

その一つに、幽体離脱がある。
初心者が幻覚植物を利用した場合は、せいぜい自分の頭上までしか幽体離脱できないが、訓練を積んだシャーマンであれば、世界中、宇宙の果て、さらには時間を越えて世界を飛行できるという。
参考:LEGACY OF ASHES リンク

幽体離脱に関して、脳科学の分野において非常に面白い実験結果が報告されている。
右脳の頭頂葉と後頂葉の境界にある角回(かくかい)という部位に電気的刺激を与えると、被験者は共通して「自分が2mくらい浮かび上がって、天井の下から自分がベッドに寝ているのを見る」ことができるという。
この角回という部位は、俗にいうミラーニューロンのことであり、電気的刺激でミラーニューロンが刺激されると、身体と意識が分離(=幽体離脱)することが脳科学の世界で発見されている。
参考:池谷裕二著:単純な脳、複雑な「私」

ミラーニューロンは、他人の行動を見るだけで、それと同じ行動を脳内で仮想的に再現することができる回路である。そして、この仮想的な身体運動を通じて「他人の心と自分の心」を重ね合わせ、他人の心が理解できるようになる。つまり、心の原点であり、同化回路≒共感・共認回路である。

>トランス状態に入ると、通常では入ってこない、自然界の微細な動きや人の肉体の微細な変化、心の変化と言った情報も脳内に入ってくることになります。
>つまり、シャーマンの様々な働きは、このような通常では掴み取れない微細な外界情報の看取を元にした、究極的な同化の産物であると考えられるのではないでしょうか。
参考:ブログ「生物史から、自然の摂理を読み解く」より引用 リンク

先の幻覚植物を使った南米シャーマンの儀式においても、幻覚植物の力を利用して脳内の同化回路を活性化させ、幽体離脱などの超常現象を引き起こしていると推測できる。


さて、同化回路が高まると、幽体離脱するということはどういうことだろうか?
通常同化回路は、ある対象(人や動物)に意識を向けることで作動するが、同化回路が活性化すると、意識がある特定の対象を超えた広い対象に向かうと考えられる。
そして自身の身体を超えて意識を広げることで、身体を離れた自分を見ることも可能になる。
つまり、より広い視野で自分(の身体)を含めた周りの世界を見渡すことが可能になるため、通常見ている世界とは異なる視座で物事の置かれている状況を読み解く事とができるようになるのではないだろうか。
 
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