アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
260433 金融資本家たちによる世界支配に切り込む映画『Thrive』がアメリカで注目を集めている
 
山澤貴志 ( 46 鹿児島 ITコンサル ) 12/01/11 PM10 【印刷用へ
金融資本家たちによる世界支配の構造に切り込む映画『Thrive』が注目を集めているようだ。制作者フォスターは、洗剤などで知られるP&Gという巨大メーカーの子孫として生まれ、恵まれた環境の中でエリート教育を受けた人だが、企業家になる道を捨て独自の道を選び、本作のために相続した資産の480万ドルを投じ10年間を掛けて製作をしたという。一定の誘導が有る可能性もあるが、紹介文を読む限り、本気さが伺える。こういう映画が自主上映されているということが、少なくとも、変化の兆しだとはいえそうである。ロンポールの躍進といい日本は遅れているのではないか?

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「金融街を占拠せよ」運動にアンテナを広げていたら、目からウロコがポロポロ落ちるドキュメンタリー映画に出会ってしまった。繁栄、成長という意味の『Thrive』というタイトルのドキュメンタリー映画で、眠っている意識の覚醒から社会変革へ向かって行こうという明確なメッセージが、どんよりと曇った脳ミソを晴れ晴れとさせてくれた。

(中略)

映画は四部構成で、第一章は「コードを解き明かす」。トーラスの存在を記した遺跡やミステリー・サークルの読み解き、そしてUFOの存在を米国政府が否定する理由と、化石燃料を必要としない「フリーエネルギー」の研究への妨害との深い関係が紹介されていく。

第二章は「金を追え」。なぜフリーエネルギーの研究が妨害され続けているのかの疑問から、化石燃料に依存することで莫大な利益を上げている石油会社を切り口に、米国社会を支配している巨大銀行とそれを所有して100年以上に渡って世界の金融を思いのままに牛耳ってきた巨大財閥による金の流れを迫っていく。

ロスチャイルド、ロックフェラー、カーネギー、J.P.モルガンなどの財閥が、銀行や証券会社だけでなく、エネルギー関連企業、医療、保険、マスメディア、通信、教育など市民生活の根幹を握るすべてを所有している現状が明かにされる。

私はこの章で、米国の日本銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)が上記の私立銀行群によって運営され、私企業である銀行群が必要に応じて紙幣を印刷して市場にバラまくことが出来るという仕組みを知って仰天した。

(中略)

第三章「世界支配計画を解き明かす」。ブッシュ政権や欧州の首相などが何度も提唱してきた「新世界秩序」とは何なのか。「世界平和と安全確保」を旗印に、貨幣を統一し、市民生活全般をコンピュータで管理し、マイクロチップを身体に埋め込んで、人類すべてを監視下に置くことをもくろむ財閥たちの果てない野望が解明される。

最後の第四章は一転して「クリエイティブな解決法」を紹介。大手銀行ではなく信用金庫を使う、現在唯一の自由な表現の場であるインターネットへの制限に反対しようなど多くの提案の他に、非暴力運動の意義や私たち一人一人が自分の行動に責任を持ち、自らの心の声に耳を傾け、世界を癒していく活動をしていこうと呼びかけている。

(中略)

ちなみにフォスターは、洗剤などで知られるP&Gという巨大メーカーの子孫として生まれ、恵まれた環境の中でエリート教育を受けた人だが、企業家になる道を捨て独自の道を選び、本作のために相続した資産の480万ドルを投じ10年間を掛けて製作をしたという。

上映は自主上映方式で、現在世界各地で小さな上映会が開かれている。DVDには日本語吹き替えオプションもあるので、日本で上映したい人が手を挙げてくれることを願ってやまない。また、ネット上で日本語吹き替え版を5ドルで観ることもできる。
 
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