健康と食と医
260263 玄米食べすぎは体に毒!!あくまで「小食のサポート」という認識が不可欠。
 
kuwavillage ( 28 滋賀 会社員 ) 12/01/06 PM09 【印刷用へ
玄米のとり過ぎはやはり体に毒のようです。
「玄米を主食としていた時代に病気が無かったから」という部分だけを見みれば単純に「白米から玄米へ切り替えればいいんだ」と思ってしまいがちですが、、、その前にもう少し玄米について知る必要がありそうです。

「1日2食の健康革命」より。(リンク

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さて、最後は質問コーナーです。
こんなお便りをいただいています。


> 玄米を食べるのがちょっと抵抗があります。
> 胚芽がミネラルを奪ってしまうと聞いたのでどうしようか悩んでいます。
> ある人の健康法では、
> 「自然塩、にがりでできたスイマグで内臓が硬化する」
> 「野菜はあくを抜く、生食はだめ」
> 「玄米は危険」と言っていますが・・・?
> 甲田療法からこちらへ移った人もいるようです。
> 少食、ということでは共通していますが、松井さんはどう思われますか?
> (M・H 横浜市 女性)


わたし、その人の健康法、よく知っています。本も持ってますし、しばらく実践もしました。世間にはさまざまな健康法があり、どれを実行するかは本人の判断にゆだねられています。インターネットの普及で多種多様な情報が手に入るようになりました。しかしそれに伴い、本物を見極めることがますます難しくなっています。私はそのうえで、やはり断然、甲田光雄先生を尊敬しています。このメルマガでお伝えしている健康法も、甲田先生に教えてもらったことばかりです。

甲田先生は、健康のためには少食で、それもなるべく玄米、生野菜がよいとおっしゃいます。ところが、世の中には「生野菜はアク抜きしてないから毒だ、玄米もアク抜きしないで食べるのと同じだから毒だ」という意見があるんですね。

はい。その通りです。
食べすぎれば。

甲田先生が「玄米にしなさい」とおっしゃるのは、少食にするために、玄米が効果的だからです。栄養のダイヤモンドともいわれ、食物繊維もたっぷりの玄米は、白米の3分の1の量で満腹します。ということは、それだけ少食ですませなきゃいけないということ。
あくまでも少食を実行する手段が玄米なのであって、それを、食べれば食べるほど体にいいとカン違いして、白米を食べているときと同じ量を食べてしまっては、、、「過ぎたるは及ばざるがごとし」で逆効果。
体にいいということは、薬みたいなもの。
薬は用法・用量を守らねばならないのは当然です。

そもそも、どうして栄養価の高い玄米を、わざわざ白米にして食べるようになったのかを知っておきましょう。これは江戸時代に政治基盤が安定し、庶民の生活も豊かになり、よりおいしいものを食べようという発想が生まれてきたからです。
それまでの食事というものは、もちろん楽しみではあったのですが、栄養補給という意味が大きかった。今日を生きるために、今日の糧(かて)を得るというわけですね。

ところが、生活に余力が出てきた。そうなると、単に生きるために食べるのではなく、食べる楽しみを追求したい。要するにグルメ社会になった。
だれでも、いつの時代でも、食事は少しでもたくさん食べたいと思うのが常なのです。

ところが玄米では、すぐにお腹いっぱいになってしまう。それじゃつまらん。どうにかして、よりたくさん食べられるような工夫はできないか?
そこで、おなかにたまってしまうのは外皮の部分だから、そこは削り落とし、おなかにたまりにくい白米部分だけを食べようということで精米技術が発達したんです。それにともなって玄米を食べる習慣はすたれ、白米中心の食文化になったのです。

結果として、江戸の民衆は栄養不足に陥り、「かっけ」が流行した。いわゆる「江戸わずらい」が蔓延(まんえん)したことは有名な話です。ようするに、グルメのための食事。それが白米。
よりたくさん食べたいという欲望を満たすための手段なのです。(こう見ると江戸時代も平成も、人間、進歩してませんね……)

さて、ということは、私たちはこれを毎日の主食にどのように反映していったらいいのか?私は、長年の体験から、こう結論しています。
ストレスを発散するときは、白米を食べる。
つまり大食いしてしまうときは、玄米よりも白米のほうが、栄養がないぶん都合がいい。
だから「おなかいっぱい食べたいな」というときは白米。
「今日は健康のために、少食で」というときは玄米。

それを、白米はぜんぶ悪だとか、いいや玄米こそアクだとかいってケンケンガクガクの論争をするのは、食というものをよくわかっていない人の空論に思えます。(気を悪くされた方は、ごめんなさい。しかしこれが私の血のにじむような食事制限の生活から得た、いつわらざる実感なのです)
こんなふうに白米と玄米を使い分けていくことも、末永く1日2食健康法を続けていくためには賢い選択といえるのではないでしょうか。

  ┏━━━━━ 本日の 1にち2しょ句 ━━━━━━┓


      グルメの日
        少食の日を使い分け
          賢く進め 長い旅路ぞ


  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
                 イヨォ〜っ、ポン!


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(おわり)
 
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