思考革命:問題意識発から可能性発へ
260234 観念追求にいたるプロセス。観念追求しない理由。
 
佐藤賢志 ( 48 東京 デザイナー ) 12/01/05 PM10 【印刷用へ
現代人は概ね、観念追求力が貧弱だが、企業経営に携わる人などは、本気で物事を考えている人もいる。その人は、どの様なプロセスで観念追求するのか?

@まず、あまり考えなくても上手く経営できている時は、あえて考える必要はない。

A考え始めるきっかけは、上手くいかなくなった時だろう。そのプロセスは以下と考えられる。
・『経営危機→本能発の適応欠乏上昇(集団維持の圧力)→可能性探索・試行錯誤(観念追求)』
まずは、本能欠乏発で考え始める。

B観念追求後に実践し、成功すれば、充足できる。
・『可能性探索と実践→わずかな光明=小成功→市場経済上の私権充足+共認充足』
脱貧困から40年経過した現在は、旧い私権充足よりも、共認充足のほうが圧倒的に高い充足が得られる。

C得られた共認充足を活力源として、さらに成功を目指して考える。
・上手くいっているのは、共同体的経営の共通項である『共認形成の場がある』『社員の充足第一』『みんな発』のいずれかを実現していると思われる。
一方、成功を継続するためには、『構造的思考→システム化』が必要。

D共同体的経営で培われた共認充足を土台(活力源)にして、さらに考える。

という経緯を踏むことで、観念追求に向かう。
※その追求の深度は、本能・共認欠乏の「深さ」or「浅さ」によって規定されていると思われる。

●逆に、観念追求しないのは何故か?
上記の本能・共認圧力が弱い場合は考えない。豊かな現代は、考えなくても生きていける社会基盤が出来ているから。というのが第一の答えだが、311震災・原発事故を契機に考え始めた人も多い。

しかし、彼らが観念追求を深められない現代社会の特性もまたある。
@情報が氾濫していて、自分の頭だけでは構造化、統合できない。
A事実情報が隠蔽されているので、そもそも整合する構造理論に到達できない。
Bとりわけ、民主主義という価値観念を下敷きにした制度(法制度)が、観念追求を阻む。

などの理由で、考え尽くすといった地平まで到達できず、追求活力が継続しない。
 
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9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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