学者とマスコミが人類を破滅に導く
260212 観念追求力の構造を考えるA
 
Dark Shadow 12/01/05 PM00 【印刷用へ
@では、実感や体感や共感や共通体験を軽視して教育・構築された「観念脳」(観念支配脳ともいえる)の問題に触れた。

しかし、もっとも大きな問題は別にあるのだと思われる。なぜならば、個体能力についての推察は、それ自体が個人主義の延長に過ぎないからだ。現代人は、個人と社会という極めて極端な短絡的思考に陥りやすい。史的構造論からみれば、人類は集団動物として極限時代からの数百万年を適応してきたのは明らかである。人類本来の思考や実現の意思は、常に世代を超えて集団により継承され、集団の期待とともに達成されてきたものである。

観念追求力の衰退を考える場合、集団の衰退とその集団による充足思考構造の衰退と考えるべきであろう。(時間軸・空間軸を包摂する)集団から切り離された個人思考の限界。

つまり。新理論が最も必要な時代局面において、何故どこからも生み出されないのか?という問いに対して「本能・共認・観念」を貫く充足軸を持つ「集団の不在」が挙げられる。現在の社会的な充足基調は本能・共認・観念の次元でパラレルに進行している。その中でも、根源的な充足である本能・共認次元において、最も顕著な潮流は個体充足⇒仲間充足・集団充足へのベクトル転換である。

恐らく、この事実潮流の意味するものは本能・共認充足を基盤とする充足集団の構築。

したがって、これこそが現在集団に必要な第一の実現課題であり、その構築なくして一足飛びに観念追求力や新理論は得られないという事を顕している。言うなれば、(根源的な本能・共認)集団内充足が未熟なままでは、集団は観念追求に向かわない。向かったとしても本源充足構造を持たない集団(個人を含む)は必ずといっていいほど破綻し継承されない。

観念は塗り替えたらしまいだが、人類集団の充足構造は日々継続する反復積層の時間を無視しては実現しない。最短でも3世代の時間は必要となる。現・充足潮流の段階は、その新たな第一世代の動きであろう。

過去において外圧適応の為に有効な思想が登場する背景には、必ず充足基盤としての集団がそこにあった。なぜならば、あらゆる観念追求は常に現実の集団の充足の為に存在してきたからだ。
 
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