素人による創造
256906 上司に同化してみて〜相手の気持ちを作り出していたのは自分だった〜
 
三上香緒里 ( 24 北海道 会社員 ) 11/09/19 PM07 【印刷用へ
仕事で「自分は期待されていないのではないか…」と落ち込んでしまった事がありました。そんなはずはないと頭の中に言葉は飛び交うのですが、気持ちは晴れない…そこで思い出したのが、「あなたの課題は『同化』だね」と教えてくださった先輩の言葉でした。そこで私は上司に同化してみることにしました。

具体的にやってみたのは上司の席に座った景色を想像してみて、上司になって数々の仕事をしてみるということでした。(上司に憑依してしまうイメージでした)
すると、たくさんのことが見えてきました。

◆電話対応をしている上司に同化してみて;+'
上司が受けてくださっている業者さんからのたくさんの電話。営業電話では会社に役に立つような可能性のある営業電話かどうか、その都度方針を出す。取引している業者さんからであれば、こちらから依頼したものがきちんと完成するかどうか、アンテナを張って対応する。何かを始めるにしても、ひとつの課題を完成させるにしても、みんなの想いと時間は絶対無駄には出来ない。そんな高い高い外圧の中で闘ってくださっている上司の熱い想いを感じました。

◆部署のスケジュールを立てる上司に同化してみて;+'
部署のメンバーの課題を考え月間スケジュールを組み立てる課題。山のようにある課題をどうやって実現していくか、優先順位を整理しスケジュール表に課題を落としていく。課題をきちんと整理できていなければもちろん後で破綻してしまうのでとても難しい課題なので外圧が高いのですが、それだけではなく会社の皆や部署メンバーみんなの充足を想い調整してくださっている上司の温かい心を感じました。

◆私が仕事でミスをした時の上司に同化してみて;+'
私が仕事でミスしてしまった時、厳しい表情で怒りを抑えながら話してくださっている上司。私は「嫌われてしまった…。もう呆れられてしまったかもしれない…」と感じていました。

でも上司は、まず「このミスをどう処理すれば問題なく課題を成し遂げる事ができるか」とみんなの充足を軸に考え始めます。そして、課題に目処がつけば次に「どうしたら次はミスをしないようにできるのだろう=一緒に充足できるようになるだろう」と胸を痛め、こうしてはどうか、ああしてはどうかとたくさんの方法を思索してくださいます。

一番衝撃だったのは、そう思索してくださっている上司の目に映っている私の姿でした。嫌ったり、呆れたりなんて微塵も思っていない。どうしたら私も充足できるのかとあったかいあったかい肯定視のベールで包み、女として期待し見守ってくださっていたのです。

それに気づいた瞬間涙がぽろぽろとこぼれてきました。
「怒っている。もう嫌われてしまってダメかもしれない。」
そんな風に勝手に相手の気持ちを作り出し、深く深く想ってくださっていた上司に対して本当に失礼な事をしてきてしまったという謝罪の気持ちと、こんな私でもずっと女として期待し続けてくださったんだという感謝の気持ちでいっぱいになりました。


いかに今まで自分は周りに同化できていなかったか。観念だけで「こんな気持ちだろう」と相手の気持ちを作り上げていたかを実感した出来事でした。でも同化ってそういうことじゃない。そして、みんなに同化してみるととっても温かかったです。これからもっともっとみんなに同化して、みんなとつながり、役に立っていきたいです。
 
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