アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
256482 政・財・官・報による緩やかな独裁
 
マニマック ( デザイナー ) 11/09/06 PM08 【印刷用へ
エジプトの「エジプト市民革命」、リビアの「反カダフィ・デモ」と、国民の生活を顧みない為政者が倒されるという革命がありましたが、エジプトやリビアの場合、新聞・テレビが独裁者のプロパガンダであることを民衆はよく知っていたようです。エジプトでは体制に窒息しそうな人々がネットでつながり、リビアでは「打倒カダフィ独裁」を叫ぶ生の声が大きくなり、ついには武装蜂起を呼びました。マスメディアによる情報操作など人々には通用しなかったのです。

しかし日本の場合、少し違ったかたちでの、政・財・官・報による独裁があるのかもしれません。

以下、【カイロ発】中東で確信する「政・財・官・報 独裁ニッポン」(リンク)より引用

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 日本では国民がまだ新聞・テレビの報道を信じている。世界の原子力史上最悪の事故となった福島原発の爆発・放射能漏れで明らかになったのは、日本のマスコミが巨額の広告費欲しさに「原発安全神話」を30~40年にもわたって振り撒いてきたことだった。

 新聞・テレビは事故発生後も「心配ない、ただちに健康には影響ない」とする東電と政府の発表を垂れ流し続けてきた。記者クラブを通じて政府、東電にどっぷりとお世話になっているからだ。

 今なお「フレッシュな放射能」が降り続けているのにも関わらず、福島の人々は経済的な事情などで避難しようにもできない。集団疎開を求める声にマスコミは冷淡だ。ばかりか避難地域の指定を解除しようとする政府のために世論形成を手伝うような報道が目立つ。福島の人々は被曝を強いられるのである。
 
 体制批判をしたからといってリビアのように政治犯収容所に入れられることはない。拷問されることもない。だが、「放射能収容所」から逃れられない。被曝の恐怖に晒され続ける。

 人権問題と言って何らさしつかえない。日本の新聞・テレビがまっとうであれば、幾分は事態を改善できるはずだ。

 原発事故で見えたのは、日本が「政・財・官・報複合体」による緩やかな恐怖政治、独裁政治のもとに置かれているということである。

 「アラブの民主化」は敵がはっきり見えていたから戦いやすかったとも言える。日本人は「緩やかな独裁」という真綿で首をしめられ、気が付かないうちに窒息しつつあるようだ。
 
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