先日、他の設計事務所の方と話す機会がありました。その女性の設計事務所勤務の方から、「うちの設計事務所では、自分の仕事だけって感じで仕事していて、トラブルが続出しています。監理と設計の仲が悪くって…会社のお仲間はどうですか?」と聞かれました。
そんな時パッと浮かんだのは、社内ネットの存在で、状況認識をみんなと共有するために発信していて、ひとたびトラブルが起これば、同じチームだけでなく、他の物件の人も、他部署の者であっても解決できそうな考えを発信してくれて、みんなで解決していく土俵があることを伝えました。
それだけでも「すごい!」って反応があったのですが、会社のシステムとなると少しハードルが高い感じでした。そこで、
女性の方だったという事もあり、「実はもうひとつ女ならではのやり方があるんです☆」と伝えたもう一つの方法がウケました。
女の人だから、男の人は女の人が状況を聞いていけばいろいろ教えてくれるし、「変だな?!」って感じたら、他の答えを出せる男の人にも「ちょっと聞いたんですけど、どう思いますか?」って、聞いていったら、自分で答えを出さなくっちゃ!!って必死な男の人の代わりに、周りの男の人を巻き込んでいったりもできるんです。そうすれば物件が上手く回りだすし、何より男の人たちが喜びますよ☆って女の人の役割の一つを伝えたら、
「それ面白そう☆やってみます!」ってパ〜ッと笑顔がこぼれ、
「楽しそうな案をありがとう☆女として頑張りましょうね☆」と言って握手を求められました。
ちょっと古い体制の企業では社員の活力は下がる一方で、このままではいけない!!って気がついているものの、どうしていいか分からない状況なのだと思います。
>肯定視・充足と言えば、女の方がはるかに発達しているのであって、女たちを中心にして充足・肯定の空気を作り出すことが必要。女たちが充足期待の空気を作り出し、男の活力を引き出す。これが男女関係再生のカギであり、同時に企業活力を上昇させる突破口である。(229248)
序列の残る、普通の会社でも、「このままではいけない!」と、男と女の役割再生、活力再生の実践方法が求めているんだ!!。この実感が新しい企業の可能性に繋がりました。 |
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