西洋医療と東洋医療
255293 原子爆弾傷、特に放射能症の民間療法「伝承の英智」〜埋もれた医療〜2
 
スズムシ 11/08/08 PM11 【印刷用へ
255292の続き

当時、西洋医療に基く薬は手に入らないだけでなく漢方薬も手に入らない状況で、昔から口伝されてきた民間療法で、他の医療法よりも効果の高い治療をしていたという。

(詳しい事例や患者の様子はリンク先を参照してください。)

以下引用、「原子爆弾傷、特に放射能症の民間療法「伝承の英智」〜埋もれた医療〜」より引用
リンク

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4. 民間療法

(1)民間薬とは
民間薬という言葉は、日本独特の名称であるがそれは生活の中で自然に見出され、使用されてきたものである。多くの経験と体験により、必要にせまられて自然に生み出されたものである。そして、その用い方は、文字のなかった時代からずっと言い伝えによって伝承されてきたものが多い。民間薬自身は、多くの場合一つの薬草のみで用いられるところに漢方薬との大きな差異がある。

これに対し日本で漢方薬というのは、病人を漢方医学的に診て、種々の症状の組み合わさった症候群を観察し、漢方の原典に記載されている処方を選び投薬する。その原典というのは二千年前、中国で完成された『傷寒論』『金置要略』『千金方』『和剤局方』などの医書である。この原典に書いてある治療法則に基いて治療方剤を選び投薬するわけである。それは、現在の日本に於いては、古典を学習した医師、薬剤師によって扱われているが、そこに用いられる薬物は、中国からの輸入薬が多く、素人が簡単に入手するわけにもいかない。

その点、民間薬は、我々の住んでいる環境の山野から得られるものであるから入手が容易であり、専門家でなくとも、伝承を聞いたり、教わったりして用いるわけである。それは、経験から出発して長年月に亘り確かめ蓄積された人間の生きるための智慧であり市井を照す輝きがある。

特に原爆による巨大な破壊力によって一時に一切が破滅しているときであるから、西洋医薬のみならず、漢方の医薬も全く不足していたわけである。そのときの人間は、自らの智慧によって身のまわりに残っている草木や野菜果物を治療薬として用いる以外にはなかった。私がこの論文をかいた大きな目的の一つは、ここに輝いている人類の智慧の結晶の一部を皆様に知って欲しかったわけである。それを諸賢によって確かめられ、利用して欲しかったのである。

その薬草の種類は、約150種類あるが、それは、民間薬を特に研究した専門家なら上手に使い分けることができ、時には、漢方薬のかわりに民間薬を自在に使いこなせるが、全くの素人に用いられるものは、約20種類ほどの限られものである。

また、「医食同源」という言葉は、日本や中国では自然に感覚的に知られているが、それは、「薬食同源」ともいい、健康を保持するための食事と薬とは別物ではないという考え方をもととしている。キウリ、キャベツ、キンカン、コムギ、サトイモ、ジャガイモ、スイカ、ソバ、ダイコン、タマネギ、ナス、ナツミカン、ネギ、ミョウガ、梅、生姜、蘇葉、桂皮、ナツメ等があるが、植物のみならず、動物、魚貝類もよく用いられている。牡礪、カタツムリ、シジミ、タニシ、ドジョウ、ナマコ、ナメクジ、フナ、コイ、ミミズ、マムシ、モグラ、ヤツメウナギ、郎等がある。

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引用終了
 
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