日本を守るのに、右も左もない
254805 民主主義は人々の自我を肥大化させ、無能化するために仕組まれた
 
越見源 ( 48 大阪 都市計画 ) 11/07/26 PM05 【印刷用へ
一見共認原理っぽい民主主義は、実は人々の自我を肥大化させ、社会の傍観者に仕立て上げると同時に、無能化する(謙虚な「学び」を失わせる)ために仕組まれたものだったんですね。

「家庭を聖域にしてはいけない」 
勉強だけができる子にしたくない!【6】:民主主義は人々の自我を肥大化させ、無能化するために仕組まれた ( リンク )より引用します。


つまり、本来の共認原理ならば・・・


自分達の集団や社会を作る(当事者意識)
↓↓
成員全員が納得する結論・方針に収束(≠多数決)
↓↓
成員全員が、自分達の置かれた状況や課題を熟知
↓↓
謙虚に『学ぶ』ことが根本規範


ところが、一見共認原理的な民主主義においては、肝心な事実はマスコミや学者によって捻じ曲げられ、あるいは隠蔽されて知る由も無く、その上で「発言権」や「評価権」だけが保障されている。
これに“個人”“自由”“人権”なども加わった結果、自我私権の主体と化した個人は、唯一己の損得勘定に基づき発言・主張し、評価を下すようになる。

例えば、現在ネット界(最近はマスコミも)では、地震・津波・原発事故を契機に盛り上がる当事者意識もあり、「原発反対」が叫ばれつつあるが、これも、否定するだけで原因分析や突破方針の提案に思考が向かわない以上、それは単なる否定発、自我発の主張に留まり、まんまと「近代思想」とりわけ「民主主義」に絡めとられてしまう。

また、こうした“発信欠乏”こそが「民主主義」の染脳によるものであり、「謙虚な学び」を妨げていることを、冷静に考えてみる必要があると思います。

<中略>


事実を隠蔽した上で「発言権」「評価権」のみ与える

客観的判断軸が存在しないので、自我私権に基づく損得感情で「発言」「評価」

『学ぶ』必要がない

自我が肥大化する(社会の傍観者)
無能化する


今や、「民主主義」は、試験エリートである特権階級達だけでなく、我々の頭の中にも深く浸透しており、知らず知らずにうちに自我が肥大化し、思考力を奪われ無能化していってしまっています。
むしろ、「民主主義」は、人々の自我を肥大化させ、社会への真の関心を奪い、無能化するために仕組まれたことは間違いないと思います。
そして、このままでは経済破綻、地球破壊などの逆境を突破することはできないでしょう。


■どうしたら良いか?
 
 今必要なことは、自我に基づく主張ではなく、誰もが納得いく“事実”の追求であり、この今や誰もが求め、期待する“事実”の発信であれば、みんなで共有し、充足することができます。
 そして、そのためには、まず(主張する前に)『謙虚に学ぶ』根本規範を改めて構築する必要があります。


■何を学べば良いのか?=自分達で社会を作っていくために必要な認識とは何か?

 それは、(決して金貸し達に歪められた、近代思想に毒された受験勉強ではなく)社会構造、歴史構造、あるいは自然の摂理、先人の知恵などの事実群であり、直面する経済破綻や地球破壊への突破口を見出すために学ぶべきことは無限にあります。

また、日常的には謙虚に“周りに学ぶ”ことを根本規範としていく必要があります。
(「自分らしさ」や「オリジナリティ」こそ、民主主義などの近代思想が生み出したまやかしです。)
 
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