西洋医療と東洋医療
253343 学者の作り出した「定説」は、自己正当化のためだけにある(1)
 
田中直人 ( 壮年 越前町 あれこれ兼業 ) 11/06/21 PM07 【印刷用へ
今回の原発事故を受けて、「御用学者」なるものの欺瞞性が明らかにされたと思う。同じことが、医学や生物学界にも蔓延っているのではないだろうか?

異論「骨髄造血」:正論「腸造血」 リンク より

【引用開始】
16世紀、ポーランドの天文学者・コペルニクスは、先進的な発想で研究を重ね、「地動説」を完成させました。
それまで「地球を中心に天界が回転している」と言う「天動説」を覆したのですから、逆転の発想の重要性を人々に印象付けた、偉大な発見だったと思います。
それが、現代の天文学や宇宙工学に大きく貢献したのは確かです。
また、間違いを正し論理を示す事で、将来に対する道標が確約されると思います。
しかし、大時代的発想である「天動説」に匹敵する曖昧な仮説が、科学技術の進歩した現在も、ある分野で定説として使われています。

それは、現代医学における「骨髄造血説」です。

生体内の血液量は、体重の13分の1(体重50キログラムで約4リットル)で生体における扁平骨・長骨で、一日に30〜40ミリリットルの造血(生成・分解)が行われると言われています。
この定義は、医学上の公式見解であり医療遂行上の指針です。
しかし、これほど曖昧な定義はありません。
僅かな容積しかなく脂肪で覆われている骨髄内で、日々造血が繰返されているとは俄かに信じる事ができません。
いかに「骨髄造血説」を説かれても、実感や信憑性が伴わないのです。
内臓と言う造血器官を無視し、腰骨や長骨や脊髄に血の分水嶺(源流)があると言う、非科学的な推論は理解できません。
医学が科学の合理性に傾倒するなら、「天動説」の様な曖昧な推測を尤もらしく主張しないで欲しく思います。
間違っても、骨髄で血が造られる事実はないのですから!

当然の如く「骨髄造血説」を、理解し納得している人は少ないと思います。
仮に、骨髄内で血液が生産されたとしても、如何なる経路で全身に搬送されるのか、理解の及ばない矛盾が生じます。
生体を司る4リットルの血液が、如何して動脈や静脈が繋がらない骨髄と、何故に相関があるのでしょうか?
元々骨は、形態であり動体(生命活動)の基本では有り得ません!
また「骨髄造血説」を鵜呑みにすれば、肝臓や脾臓で造られる血液は、現実に存在しない事になります。そんな事はありません。
内臓を中心とする造血を安易に否定し、骨髄に造血作用があるとする論拠は、何処にもない筈です。
骨髄液は、あくまで骨の成長や再生を補う為に、毛細血管から送られた少量の血液であり、そこから造血を齎す細胞分裂が始まるとは、到底 考えられない推論です。

骨は、動脈や静脈を保護する役割があっても、造血器官とする論理は現実的ではありません。
造血器官は、誰もが納得できる・胃であり・小腸であり・結腸であり・膵臓であり・脾臓であり・胆嚢であり・肝臓であり・・・、心臓です。
飲食物が胃で消化され、腸の繊毛に附着し腸粘膜に吸収され、それが赤血球に変化し血中に流れ込むのです。
それは、生体エネルギーである血液の生産と廃棄を、合理的に繰返す循環作用に他なりません。

新鮮な血液は、生体のエネルギーとして蓄積され、消耗し不要になった血液は肝臓で分解され腎臓を介し、尿や汗として体外に排出されるのです。
また、胃や腸に宿る約100兆個・重量にして1キログラムの腸内細菌(乳酸菌)は、生命の根源とされる“造血幹細胞”である事に疑いはありません。要するに「腸造血」なのです。
それに対し「骨髄造血」は、何の真実も語っていません。 あくまで仮説です。
事実を曲げて「骨髄造血説」を主張するのであれば、現代医学の根本が病んでいるとしか言い様がありません!

「骨髄造血説」は、1859年「細胞は細胞から、核は核から、染色体は染色体から分裂によって生じる」と唱えたドイツの病理学者、ルドルフ・ウイルヒョウの仮説が大きな影響力を持って、現代に引き継がれたものです。
しかし、造血幹細胞が骨髄内に集中し、赤血球・白血球・血小板を造り出すと言う現象を、実際に確認(検証)した学者は誰一人としていないのです。
ウイルヒョウが示した推理や推測を、あたかも事実かの様に何の疑問もなく、定説として従わなければならない道理はありません。
本来 ウイルヒョウの推理は、ある時点で修正される欠陥があったにも関わらず、現代医学は偉大な学者の仮説を翻す、確たる論理を見出せなかったのです。
いや、正確にはウイルヒョウ以降の新たな発見(造血説)を、現代医学は医療遂行の都合上、封殺したのです。
それは、医療関係者の既得権益を守る為です。
著名な学者の名誉を汚せば、現代医学の立場も威厳も揺らぐと考えているのです!≪続きます≫
 
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